たった1つのミスで1億円の損害!? ミスで会社を倒産させない7つの習慣

仕事ではたった1つのミスが会社を倒産させてしまうことがあります。「伝達ミスで1億円の仕事の納期が間に合わなかった」「手配ミスでイベントに必要なスタッフが1人もいなかった」など小さな事務ミスが大きな損失を引き起こすケースがあるのです。

小さなミスで大きな損失を出してしまった例をみながら、どうすれば、ミスをなくし、会社を倒産させるリスクを減らすことが出来るかを「ミスゼロ仕事の片づけ・整理術」の著者である藤井美保代さんに取材しました。


ミスが招いた大きな損失・被害の例

小さなミスくらいたいしたことはないと思うかもしれません。でも、小さなミスが原因で大きな損失をした会社は意外と多いものです。例えば、

公共事業の入札情報を間違って送信してしまい信頼失墜
→1億円規模失注

伝言メモの行き違いによる伝達ミスで仕事を失注
→500万円の失注

不動産会社が管理物件の家賃を3年間請求漏れ
→1000万円の損失

裏紙を使ってFAXを送ったところ、裏表を間違えて企業情報流出
→個人情報保持の信頼低下

大学の推薦入試申込書を担任教師の思い込みにより未送付
→生徒の人生を大きく左右

保険代理店がお得意様夫婦を旅行に招待したが、食事の際の席札を前妻の名前と間違えた
→計上不能の損失

このように、ミス自体は小さいのに会社を倒産する原因となってしまうケースがあります。そのため「ミスゼロ」を徹底する必要があります。

ミスを防ぐ7つの習慣

ミスを防ぐには、ミスが起こった背景を考える習慣をつけることが大切です。それでは、ミスを防ぐために役立つ7つの習慣を紹介します。

1. 廃止の習慣

作業そのものがミスを引き起こしやすいケースがあります。その場合、「ミスを引き起こした作業が本当に必要だったのか?」と作業を廃止することを考えましょう。

2. 削減の習慣

作業量が多すぎるため、ミスを起こしやすいケースがあります。この場合、「作業量を減らし、ミスを減らすために、作業工程をもっと簡略化できないか?」と作業を削減することを考えましょう。

3. 標準化の習慣

ベテランのAさんしかやり方がわからない作業はどの職場でも1つはありますよね。属人的となっている作業を、他の人が作業するとミスが起きやすくなります。この場合、「ベテランのAさんだけでなく、だれでも作業できるようにするにはどうすればよいか?」と作業を標準化することを考えましょう。

4. 機械化の習慣

会社のデータ統計や計算作業など手作業で対応することで、ミスが起きやすくなる作業があります。この場合、「手作業でミスが起きやすい作業を、機械で対応することでミスを減らせないか?」と作業を機械化することを考えましょう。

5. 簡単の習慣

作業は複雑になるほどミスが起きやすくなります。複雑な作業が原因でミスが起きやすくなっている場合、「もっと作業を簡単にすることでミスをなくせないか?」と作業を簡単にするように工夫しましょう。

6. 計画の習慣

作業フローを事前に計画しないまま作業を行うと、段取りの悪さからミスが起きやすくなります。対策として「作業をもっと計画的に段取りよく進められないか?」と、事前に計画することを考えましょう。

7. 配分の習慣

特定の人に仕事が集中すると、負担が増えミスが起きやすくなります。対策として「特定の人だけに仕事を集中させず、バランスよく仕事を配分できないか?」と、作業を配分することを考えましょう。

今回紹介した7つの習慣以外にも、うっかりミス、段取りミス、指示ミスなどよくある事務ミスに対する対策など「ミスゼロ」を目指すには様々な対処法があります。会社を倒産させてしまうのは、小さなミスが原因のことが多いものです。

「事務ミスゼロ」を目指すために、藤井さんの著書「ミスゼロ仕事の片づけ・整理術」を参考にしてみてはいかがでしょうか?

「なぜ人は仕事でミスをしてしまうのか?ミスゼロのコツ」の詳細を調べる

    
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