社長の趣味がきっかけとなって事業展開に成功した会社

あなた自身がまだ活用していない知的資産。それを発見して活用することで、現状は劇的に変わっていきます。
「透明資産」に気づいたことで、事業の新展開に成功した事例もあります。


トラブルで事業見直しの必要性を痛感

有限会社長岡木材は、もともとは材木業を営んでおり、その後建設業にも進出していました。
ところが、あるとき、契約上のトラブルが発生し、数千万円の代金が入ってこないという事態が発生したのです。社長は、このときに事業の見直しの必要性を痛感したといいます。

古材ブームをきっかけに透明資産を発見

なにか、打開策はないか? 
日々模索しているなかで、社長は古材、古建具がブームになりつつあることを知ったのです。
これが透明資産に気づくきっかけでした。 
社長の趣味は古民家巡りで、好きが高じて民間資格の古材鑑定士や古民家鑑定士の資格まで取得していました。
とはいえ、それを仕事に生かしてみよう、自分の事業にしてみようなどとは一度も思ったことはなかったのです。

透明資産には社長の趣味も含まれる

ところが、古材がブームになっており、需要が高まっているという情報を知ってから、改めて自分の仕事の環境を見直してみると、古民家に特化した家屋解体業をスタートさせるための条件が十分に整っていることに気づいたのです。
このように透明資産とは、社長の趣味まで含まれます。

透明資産は間口が広い

透明資産とは特殊なものを探して、それに特化するといったものでは決してありません。
柱になるのはあくまで自分が持っているものに気づいて、それを使えるようにすることです。
そもそも「透明資産」とは、社長や会社に蓄積された知識や技術、社長や社員の人柄なども含まれる、とても間口が広いものです。

一刻も早く気づくことが重要

たとえ会社の創業年数が数年と短かったとしても、社長の生きてきた人生の蓄積、社員たちの人生経験が資産となります。
そういったものも含めれば、透明資産は誰にでも確実にあるといえるでしょう。
ですから、「透明資産があるか、ないか」を考えるのではなく、「一刻も早く透明資産に気づくこと」が重要になってきます。

特殊なものではなく誰にでもある資産

この社長も取引先の不渡りや代金未回収があるまでは、解体業から建設業へという、一般的な流れのなかで会社の成長を模索していました。
それがまさか、自分の趣味に救われるなど想像したこともなかったといいます。
特殊ななにかではなく、自分のなかに眠っている資産を発見して、有効に使う。
これが大切なのです。

【まとめ】

・透明資産は、社長の趣味まで含まれる間口の広いものです。
・社長や社員たちの人生経験を含めれば、透明資産は誰にでも確実にあるといえるでしょう。
・自分が持っている資産に気づき、活用することが大切です。
いかがでしたか。あなたの趣味のなかにも、事業を救う透明資産があるかもしれません。

参考図書『社長! 「透明資産」に気づけば資金繰りが好転します。』東邦出版株式会社 (2016/11/1) 著者:小山範之 

    
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