コミュ障のダメ営業マンから外資系企業の社長になれた理由

「コミュ障」という言葉が生まれて久しいですが、「雑談力」や「聞く力」という本が売れているように、世の中にはコミュニケーションで悩む、もしくは、もっとコミュニケーション上手になりたい!という人が多いようです。

『カーネギーの「人を動かす」から学んだ自分と他人を変える力』の著者、箱田氏は年300日登壇するカリスマ講師。その前はイヴ・サンローランの日本支社長。なのに、かつては極度のコミュ障だったと言います。原因は「母親が4人いる」という生まれ育った家庭環境が大きかったそうです。

コミュ障なので就職もうまくいかず、なんとか飛び込み営業マンの職に就きましたが、コミュ障では売れるわけがありません。「会社を辞めようか」と考え始めた時、同期の友人がくれた一冊の本が、デール・カーネギー著の『人を動かす力』でした。この本との出会いで彼は人生が大きく変わったのです。今回はそんな箱田氏が「変われたきっかけとなった話し方と聞き方」のポイントを、少しだけご紹介しましょう。


■具体例こそが面白い! 

まず人を惹きつける話し方のコツ、それが「具体的な話をする」こと。学生時代のつまらない授業を思い出してください。抽象的な話ばかりで、眠くなってしまいましたよね。一方で人気だった授業を思い浮かべてみると、教授が「これは余談ですが・・・」といった何かのエピソードを話す人ではありませんでしたか?
エピソードは具体的だからこそ面白く、聞いている人の心をとらえるのです!

■ありのままにさらけ出せ! 

話し方のコツ2は、「感情をそのまま出す」こと。例えば弁論大会で「世界平和と戦争の防止」というテーマで、ただ暗記してスピーチをする人がいたとします。それを聞いてみると、彼は何の経験もないにもかかわらず、もっともらしいことをただ空中に放り投げているだけに思えませんか?彼の「感情」が伝わらないからこそ、聞いている側は感動できません。
スピーチは、人間と人間の心の交流です。自分を素直にありのまま喜怒哀楽をさらけ出すことで、人の心を打つことができるはずです!

“大切なのは何を話すかではなく、どう話すかだ”(デール・カーネギー)

■とにかく「SOS」! 

営業の現場で、話を聞くことに意識を向けると、どんどん契約数が増えていったそうです。では、話を聞くときにはどうすればいいのでしょう?そんなときに使えるのが、「SOS話法」。S:「すごいですね」、O:「驚きました」S:「素晴らしいですね」という3つの言葉を会話の最中にどんどん使うこと。そうすると、不思議なことに相手は気分がよくなり、あなたに良い印象を持つはずです。
誰でも、自分を尊敬し、称賛してくれる人にはきっと好意を持つはずなのです!

■いつでも使える「魔法の質問」! 

もう1つ、話をなかなか聞いてくれない相手から話を引き出すのに使えるのが「魔法の質問」。「1つだけうかがってもよろしいですか?」とか、「今のお仕事を始めるきっかけは何でしょうか?」というように、相手が肯定的に、かつ自分の自慢話を始められるようなフレーズを、ここでは「魔法の質問」と呼んでいます。
誰でも自分の話をすることが好きなものです。相手の調子が出てきて話がどんどん弾むようになれば、そんな話を真剣に聞いてくれるあなたに必ず好意を持つでしょう!

“話し上手になりたければ、聞き上手になることだ。興味を持たせるためには、まず、こちらが興味を持たねばならない”(デール・カーネギー)

本書は、「自分を変えたい!」と思う人にとって、まさにバイブルになるでしょう。箱田氏がたった一冊の本と出会い、それをいかに実践し、自分を変えることができたのかを学ぶことができます。箱田氏にとって『人を動かす』がすべてを変えてくれたように、箱田氏の書いた『カーネギーの「人を動かす」から学んだ自分と他人を変える力』との出会いが、あなたの人生を変えてくれる一冊になるかもしれません。

    
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