あなたは失敗法則に陥っていない? ビジネスで失敗する人の11の法則:後編

失敗法則を知ることで成功確率を大きく上げることができます。前編では、「リスクをとるのを止める」、「部下を遠ざける」などの失敗法則を紹介しました。後編では残りのビジネス失敗法則を紹介します。

参照:

元コカ・コーラ社長が成功するために教えてくれる! ビジネスで失敗する人の11の法則:前編


6. 考えるのに時間を使わない

心理学者がある実験を行いました。競馬の予想屋にレースの結果を予想してもらうのですが、そのときに戦績や負担重量、血統など、提供する情報の量を変えていったのです。この実験で、提供した情報が5種類のときより、40種類のときの方が、予想成績が悪かったのです。実は、さまざまな状況で、情報が少ない方が良い判断ができるのです。人はときに、見たいと思っているものを見ることがあります。現実をみるのではなく、現実を示すと考えるデータだけを見ていることがあります。現実を示していてほしいと考えるデータを見ているにすぎない場合もあります。人間には、確認の罠と呼ばれる心理的な偏りがあるのです。あらかじめ確立した見方を確認できる事実だけを探し、その見方が間違っている可能性を示す事実は探さないという偏りがあるのです。考える時間をとるのは、賛沢ではなく、必要なことなのです。ゲーテが語ったように、「行動するのは簡単であり、考えるのは難しい」のです。

7. 専門家と外部コンサルタントを全面的に信頼する

専門家はいつも間違ってきました。何度も何度も、繰り返し間違ってきたのです。しかし、反省することもなく、企業に、政府に相変わらず顔をだし、何らかの新しい理論、何らかの予想、何らかの新しい専門用語、あるいは、何らかのアイデアの使い回しを売り込んでいるのです。専門家はたえず、「リエンジニアリング」を行っています。主に、言葉を対象にするリエンジニアリングなのです。経営は技であって、科学ではありません。人間の行動を数量化し、数式でとらえようとする人には警戒しましょう。

8. 官僚組織を愛する

人は代わっても、役職の機能は変わりません。例えば、コカ・コーラ社の社長だとしたら、コカ・コーラの世界で何らかの権威か影響力をもっているとするなら、それはすべて、名刺に書かれているひとつの言葉によるものです。それは、職務を示す「社長」という肩書きです。その下に書かれてている自分の名前ではありません。そして、この肩書きが重要なのは、自分の名前のそばに「コカ・コーラ社」と書かれているからです。名刺に書かれていることのなかで、いちばん重要性が低いのが、自分の名前です。

また、優れた企業は従業員を細かく管理しようとはしないし、生活の隅々まで命令しようとはしません。優れた企業は従業員を尊重し、会社に寄与するよう励まし、創造性を発揮するよう励まします。これに対し、ダメな企業は官僚制の何重もの管理階層で、従業員の創意を窒息させてしまうのです。

9. 一貫性のないメッセージを送る

一貫性のないメッセージや混乱したメッセージを従業員や顧客に送ると、競争力が損なわれ、失敗につながることになります。

10. 将来を恐れる

最悪ケースのシナリオはめったに実現しません。何らかの形で事業を指導する立場に立ちたいと考えているのであれば、楽観主義者でなければならないのです。特に、マーケティングにあたっては、気分が暗くなることをしてはならないという責任があります。いつも、将来は明るいという確信を示さなければならないのです。失敗したいのであれば、将来を恐れるといいでしょう。成功したいのであれば、将来を楽観し、熱意をもって将来に立ち向かうべきです。

11. 仕事への熱意、人生への熱意を失う

仕事というものは、本物の仕事であれば、きわめて厳しいことが多く、ときには心身ともに疲れ果ててしまいます。優秀な従業員にとって、収入と地位はたしかに重要ですが、それ以上に重要なのは、熱意を燃やして本気で取り組めるものに参加する機会なのです。

失敗法則に陥らないように注意しましょう。あてはまっているあなたは要注意です!成功がどんどん逃げていってしまいます。

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