成功本を読んでも失敗する理由。平凡な人間でも成功する目標設定4つのコツ

なぜ成功ノウハウの本はたくさんあるのに、成功している人は少ないんだろうと疑問に思ったことはありませんか? 本には、嘘やハッタリは書かれていないと考える人が多いです。しかし、本も完璧ではありません。本の中身がすべて正しいとは言い切れないのです。確かに、本の7割以上は、何かしらの役に立ちます。

その一方で、実績や肩書きのみで本を出す人もいます。マーケティングがわかっていないのにもかかわらず、マーケティングの本を出している人はたくさんいます。

では、どうすれば成功本を読んで成功することができるのでしょうか? 23歳で入社した会社を1ヶ月でクビになったことがきっかけで、できるビジネスマンに生まれ変わった横須賀輝尚さんに成功する秘訣を伺いました。


自分自身の「成功の定義」を決める

私自身も成功法則の本を読み、目標を紙に書いたり、ほしいものを写真で撮って部屋に飾ったり、毎日掃除をしてみたりしました。でも、生活は一向に改善されませんでした。その理由は簡単です。自分自身の「成功の定義」が決まっていなかったのです。

なんとなく、成功したい。
なんとなくよい生活をしたい。

ただ漠然とそう考えていた自分に、「私の成功の定義」はなかったのです。そしてそれを実現する手段も持っていませんでした。つまり、成功ノウハウを手に入れたとしても、向かうべきゴールがなかったのです。

「他人の成功」では成功できない

成功とは、豪邸、外車、海外旅行、自由な時間、自由な仕事といったものであると思っていました。でも、それは誰かが思い描いた「他人の成功」だったのです。

たとえば、私はあまり物欲がありません。免許証も車も持っていません。そんなお金があれば、仕事とゲームに使います。そして、あまり休みもほしいとは思いません。もちろん、たまに休みを取るとか、遊びに行きたい、という気持ちはありますが、それ以上に生きている以上、今は特に仕事で自己表現したいのです。だから、毎日どこかで遊ぶだけの自由な時間がほしい、というのもありません。

これが、私の成功の定義のひとつです。ですから、あなた自身がまず自分自身の成功や幸せの定義を考える必要があります。ところが、なかなかこの成功の定義である「目標設定」がくせ者なのです。しかし、「目標設定」しましょうと言われて、すぐに目標を立てられる人は本当に少数派です。なぜなら、多くの成功法則には「目標設定の仕方」が抜けているからです。

「目標設定」の仕方が大切

私自身も何か変えたいと考え行動したにもかかわらず、結果が出なかったのは「目標設定の仕方」に原因がありました。

最初から大きな夢は描くな!

よくある成功法則は、「夢を大きく描き、紙に書こう」といったものです。しかし、最初のうちは、大きな夢はあえて描かなくてもよいと考えています。なぜなら、大きすぎる夢や目標は、自分の気持ちを下げさせるだけだからです。

こんな経験をしたこともあります。成功本に書かれている成功法則を実践した時のことです。(本当は心から欲していない)自分が手に入れたいものを写真に撮って壁に飾った私は、最初はちょっとだけ気持ちが高揚しました。

しかし、1ヶ月、2ヶ月経てども状況は改善しない。そんなとき、大きな夢は近づくどころかどんどん離れていってしまいます。そうすると、気持ちが下がっていきます。ですから、最初から大きな夢や目標は描くべきではないのです。

もちろん、根拠のない自信が持てる人は大きな夢を描いても構いませんが、そうではない人には、大きすぎる目標はかえって気持ちを下げるだけなのです。

立てる目標は現実的に!

立てる目標は、やはり現実的なものであるべきです。そうでないと、やはり

「俺になんてできるわけがない」
「私になんてとうてい無理」

と気持ちが下がってしまいます。では、目標はどのように考えればいいのでしょうか。次の4つの要素で考えることが大切です。

1. 経済

まずは、経済的な要素です。自分に関わる問題の8割くらいはお金の問題です。衣食住はお金です。そして車や旅行などもお金。自分自身でビジネスをするにもお金が必要になります。生きていくにはお金が必要になります。

人の心はお金で買えませんが、ある程度の問題はお金で解決することができます。重要なのは、この事実から目を背けないことです。ですから、あなたがどのくらいの年収を実現したいのか、こことしっかり向き合うことが重要です。

2. 人間関係

「お金持ちでも、不幸」というフレーズは聞いたことがあるかもしれません。「あの人は成功したらしいけど、一家離散したそうよ」なんて、どこかのドラマにでも出てきそうなセリフです。つまり、人の成功とか幸せの要因には、人との関係を必要としていることが多いのです。

「孤独死」という言葉が近年フォーカスされていますが、果たしてあなたはそういう人生を望みますか、ということです。やはり家族関係を良好なものにしたい、そしてそれを幸せだと感じる人は多くいます。家族関係でなく、仕事関係でもどのような人と仕事がしたい、誰かに認められたいというものもあるでしょう。

ですから、ここでは広く「誰とどのような関係」を築きたいのか、という目標をつくることになります。この人間関係というのは特に私たち日本人にとっては重要な要素です。これは、日本人という民族が、「他者との関係性」によって幸せを感じやすいという感受性を持っているためです。

ですから、成功しても孤独では、幸せを感じない人が多いのです。欧米などの成功哲学は、どちらかというとキリスト教の影響を受けていて、すでに個の確立があり、個の実現という部分に重きを置いているため、実はあまり日本人にそぐわないという事実があるからです。

3. 社会実現

社会実現とは、マズローの欲求五段階説でいう承認の欲求、自己実現の欲求にあたるものです。世の中とどう関わりたいか、どういうことを世の中で成し遂げたいか。お金がなくてもやりたいことは何か。自分のミッション探しや天職探しのようなものです。

4. 享楽

最後が享楽的要素です。お金にもならないし、時間の無駄だってわかっているのにやめられない趣味などです。プロアスリートでもないのに筋トレが大好き、月1回はゴルフに行かないと禁断症状が出るなどです。

これらの4つの要素からあなただけの成功の定義を決める必要があります。そうすることで、今後どのようにしたらいいか、という具体的な手順が見えてきます。

たとえば、私が最初に決めた経済的な目標は、月15円の売上でした。15万円あれば、なんとか生活していける。15万円だったら、なんとかなるかもしれない。それが最初の目標でした。

このように具体的に、自分だけの成功の定義である「目標」を決めていくことが大切なのです。横須賀さんの新書「お母さん、明日からぼくの会社はなくなります」には平凡な人が成功する方法が具体的に書かれています。今までの成功本を読んでも成功できなかった人におすすめの本となっています。

「お母さん、明日からぼくの会社はなくなります」の詳細を調べる

    
コメント