「どこでもドア」よりも「ドラクエ」に学べ! ビジネス成功に近づく回り道のススメ

イチローは「遠回りこそ実は近道」という名言を残しています。成功の近道は遠回りにこそあるのです。「どこでもドア」よりも「ドラクエ」に学ぶ、ビジネス成功に近づく回り道のススメを紹介します。


「どこでもドア」にメリットなし

子どものころ、ドラえもんの「どこでもドア」が欲しいと思った人は多いのではないでしょうか? 目的地に最速で到達したいとき、どこでもドアは最高のショートカットツールになります。ビジネスの世界でも、どこでもドアがあれば、通勤のストレスもなくなるし、長距離出張のタイムロスもなくなります。

しかし、どこでもドアは必ずしもいいことづくめではありません。たとえば、のび太がどこでもドアでしずかちゃんの家へ行きたいなあと願うと、のび太の本音通りに、しずかちゃんが風呂場で入浴している場面に出没してしまったりします。特に、恋愛において、どこでもドアは「百害あって一利なし」です。

携帯電話が普及したことで、「あの人は今どこにいるの?」というドキドキ感やせつなさがなくなり、昔のような恋愛ドラマが成立しなくなったとよくいわれていますが、どこでもドアがあると、もっと恋愛ドラマが成立しにくくなるでしょう。

恋愛はたくさんの困難なプロセスがあるから盛り上がります。「出会っていきなり結婚」では、盛り上がらないですよね。人は、簡単に手に入るものには萌えない生きものです。ナンパしてすぐについてくる女性よりも、高嶺の花のような女性に愛されるほうが萌えるわけです。

ビジネスも恋愛と同じです。ほっといても売れる商売より、散々苦労して売ったり、数々のハードルを乗り越えて契約を勝ち取るほうが、次の一手に出るときの腹のくくり方が違います。恋愛もビジネスも、山越え谷越え、やっと実を結んでこそ、大切な相手との絆がゆるぎないものになり、浮気のリスクも減るのです。

もしショートカットをしてうまくいくことがあったとしても、ビジネスの世界でそんなタナボタが永続的に続くことはあり得ません。「どこでもドア」経営よりも「急がば回れ」経営のほうがビジネスはうまくいくのです。

「ドラクエ」からも学んだ回り道の自信

「ドラクエ」とは「ドラゴンクエストシリーズ」のゲームのことです。ドラクエの最終目標はラスボスを倒すことなので、できるだけ効率的にゲームを進め、ラスボスを倒したいと思う人が多いでしょう。しかし、必ずしも、効率的に進めることがいいとは限りません。

ドラクエには、シナリオにないダンジョンや隠しアイテム、裏ワザ、イベントがたくさんあります。寄り道すればするほど、最短コースを求めていては見られないシーンや、強力アイテムを手に入れることができます。

ラスボスだけ倒すことを目標にし、効率だけを優先すると、これらのイベントやアイテムに気づかないまま物語を終えてしまうことになります。しかも、回り道をして手に入れた隠しアイテムで戦ったほうが、簡単にラスボスに勝てたりもします。

雷神の剣は遠回りの最高峰

たとえば「雷神の剣」という最強の武器は、効率を求めてゲームをしていると、決してめぐり合うことはありません。なぜなら、明らかに物語と関係のない場所にウロついている厄介なモンスターたちと100回くらい戦って初めて手に入れることができる武器だからです。

一見、ムダに思える場所に踏み込み、ムダ死になるかもしれないバトルを延々繰り返した果てに思わぬこの最強アイテムが手に入った瞬間は、最終目標のボスキャラを倒すより感慨深いものがあります。

通常は、その面倒なモンスターを相手にすること自体がムダと判断されて、避けられてしまうため、アイテムの存在すら知り得ませんが、回り道をしても「雷神の剣」とめぐり合えれば、最強のラスボスに楽勝できてしまうのです。

ビジネスの成功は「遠回り」にある

今では、攻略サイトを見れば、いろいろな裏ワザが載っています。でも、攻略サイトのマニュアル通りに効率優先でゲームをしても、それは本当の実力にはなりません。たとえ時間がかかっても、自力で考え抜き、トライ&エラーを何度も繰り返した果てにしか得られないものがあるからです。

ビジネスの世界でも、マニュアルに頼らず、自らの知恵と直観を駆使してプロセスを徹底的に検証した後には、きっと思わぬ宝を獲得しているはずです。ビジネスの成功も「遠回り」にこそあるのです。

年商22億円の会社を築くまでにかなりの回り道をしてきた遠回り社長・並木さんの著書「29才、オヤジの小さな会社を継いで年商20億円にした私の方法」では、遠回りして成功する達人になる秘密を余すことなく紹介しています。最近急ぎすぎて疲れている社長に読んでもらいたい一冊です。

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