社長のメモ術に学ぶ

誰かの成功体験に学ぶことは決して無駄ではありません。それが一冊の本となっているならば、なおさらでしょう。


ある程度の共通項を見る

渡邉幸義による『社長のメモ』(かんき出版)は、おちこぼれサラリーマンであった著者が起業を行い、11年目にして従業員1600人、国内19社、海外6拠点を持つグローバル企業の社長になった秘訣が記されています。その過程でどのような思考の変遷といったものがあったのか。そういった部分に関して、メモとして記されています。こうした話は、どこでもあるような話であるように思えますが、その人にしか持ち得ないオリジナリティがあります。本書には、他とある程度の共通項を持ちつつも、独自性の部分に着目していくのがひとつの流れとしてあります。

どうすればいいのか?

本書では、問いかけられているのは、どのような時代でも生き残っていくための強さの秘訣でしょう。それは、必ずしも同じことをして成功できると限ったものではないかもしれません。それでも、先人の成功体験を謙虚に学ぶ姿勢というのは、こうした分野に限らず、どの世界においても大切なことなのではないでしょうか。さらに著者は、もともとは落ちこぼれのサラリーマンだったことを強く自覚しています。自分の弱さに向き合ったからこそ見えてくるもの、開けてくる道がそこにはあるといえるでしょう。

    
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