悔しい思いをしたことがあるのでは? イヤなやつほど成功する理由

「人の意見は聞かないわ、気に入らない奴は罵倒して、批判を受けると激怒する」……そんなナルシスト的なイヤな人間が、あなたの身の回りにもいるかと思います。ですが、そんなナルシストでも、なぜか成功する人間もいます。なぜなのでしょうか。


■ナルシストにも生産的なタイプがいる

ナルシストの人間は他人ではなく、自分にとって何が正しいのかで生きているタイプの人間です。そのため、合わせる側からしてみたら、いわゆるイヤな人間に当てはまります。例えば、Apple社のスティーブ・ジョブズのような人間です。

そんなナルシストの人間の中でも、自分の世界に引きこもり、孤独を他人のせいにするタイプは非生産的ですが、周囲の人々に自分のヴィジョンを売り込めるカリスマ性を持つ人間は生産的なナルシストとして、特定の分野ではなく、あらゆる分野で活躍します。

■生産的ナルシストの強みとは

生産的ナルシストには強みが存在します。

  • 世界を変革し意義を創出するヴィジョン
  • リスクを冒すことの出来る勇気
  • 自分の信じたことを突き通す情熱
  • 人を惹きつけるカリスマ性
  • 脅威を察知する能力

ビジネスをする上で、生産的ナルシストはこのような強みを持っています

もちろん、弱みもあります。他人の意見を聞かず、批判されると怒ってしまったり、競争意識を強く持ちすぎてしまったり……。そのため、精神的な孤独に陥ってしまったり、正確な自己認識を持てないことも。

■万人が思い描くリーダー像は実際には少ない

「謙虚で思いやりのある人物」といった、誰もが思い描くリーダー像に当てはまるリーダーは実際にはそれほど多くはありません。例えば、内気で控え目なアメリカ大統領など実際に存在したことはないのです。いたとしても、そういったリーダー像に当てはまるのは、コスト削減を重視するような保守的な企業のリーダーくらいです。

むしろ、ナルシスト型のリーダーの方が、破壊的な変化と激動の時代には、経済界や政界に多く現れます。他人の気持ちに無頓着で、自分の感情が他人にどう影響があるかを考えない生産的ナルシストが全員リーダーに向くというわけではないのですが、先見性や壮大なヴィジョンを語ることが出来るのは、こうしたナルシスト型リーダーであるというのも事実なのです。

自分の信じたことを突き進むようなナルシスト型リーダーにとって必要な優れたパートナーや、その個性を認めてくれる人々の存在です。個性を分かり合うことが今後、重要になってくるようです。

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