「やるべきことを選ぶ」評価できる人の実践術

成功体験を元に「やるべきこと」「すぐできること」「ぶれない動機」「定期的な振り返り」の4つで構成するMAPS。ここでは、一つの事例を元に、その基本となるコンピテンシーの側面から、みなさんが現在、評価される人かどうかをチェックしてみます。


年下の後輩に「教えて」と言えるか?

M=目標・目的・重要業務のなかから「やるべきことを選ぶ」、を例に見ていきましょう。これは言い換えれば、今、自分が求められていることや必要なことを自覚し、有効な手段を選べるということです。
例えば、顧客から「詳しく数字で根拠を示してほしい」と要望された時、あなたがもしExcelの操作が苦手だったらどうするか。表やグラフを作成すればスムーズにことは運ぶのに、これでは支障をきたしてしまう。一方で部内には、Excelはお手のものな後輩社員がいたとします。あなたはその後輩に「やり方を教えて」と聞くか、それともネットで調べて自分で作成するか。

評価される人が取る手段は?

正しい選択肢は「やり方を教えて」と聞くことです。一見、自己解決のほうが自分のためにもいいように思えますが、違います。余分な時間をかけるより、短時間で要望に答える方法を用いたほうが顧客のためになるのははっきりしています。
また、評価される人は、「自分は先輩なのに、後輩に聞くのはみっともない」などと、変なプライドを持ったり見栄を張ったりしません。目的を果たすための有効な手段だと思えば、素直に聞いてしまいます。

やるべきことを見定め、最短距離を行く

評価される人は、やるべきことに優先順位をつけ、大切なことに力を注ぐため、実現に向かって最短距離を進むことができます。
反対に、一つのことにフォーカスできず「もしかしたら、こっちのほうがいいかな」などと、あれこれ手を出していると、なかなか目標にたどり着くことができません。

評価される人は、目先の結果にこだわる

また、評価される人は、目先の結果にこだわります。目に見える数字などと言いかえることができますが、「やるべきこと」を選べるというのは、結果を出すその先にある、自分自身が得たい感情や状態がはっきりしていると言えるのです。
それらがあれば、目先の結果にこだわるようになります。

参考書籍:竹内真也著「評価される人のすごい習慣」(白夜書房刊)

    
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