資産運用難民から抜けだそう!

『金持ち父さん 貧乏父さん』では、お金の話を避ける父親に代わって、主人公の「お金の教師」になってくれたのが「金持ち父さん」でした。そんな教師に出会うこともなかった、一般的な日本の家庭の子供たちは、いったいどんな大人に育っているでしょうか――?


誰もが知りたがる資産運用のノウハウ

私がファイナンスの世界にいることもあってか、大学時代の旧友と会っていてもしばしば、金融商品のことや、「資産運用」のノウハウについて尋ねられることがあります。
一応日本では偏差値的には一流といわれている大学を出て、比較的大手の企業に勤め、管理職クラスになっている彼らは、サラリーマンでもその平均的年収より高額の収入を手にしています。

資産運用できない、あるいは超マイナスに…!

そこで証券会社や銀行の営業マンに勧められるままに、あるいは自分で投資関係の本をしこたま買い込んで必死に研究して、「これだ」と思う商品に手を出してみるのですが、ときにうまくいくことはあっても、あるときとんでもない火傷をしてしまう。
そうしてトータルするとあまり増えていないか、悪くすると、超マイナスになっている――。

こうして行き着く先が、銀行の「定期預金」や、個人向け国債など、リスクはない代わりに、極めてゼロに近い低金利の金融商品です。 つまり、少なくとも私の学生時代の友人たちのなかで資産運用で成功している人はほとんどいない、ということは事実のようですが、 「彼らに限らず、日本人の多くが『資産運用難民』なんじゃないかな――」

資産運用をしたいなら、「リスク」を常に意識する

景気の変動のほかにも、金利変動のリスク、それに、これは素人にはなかなか目に見えにくいのですが、税制や法律の改正などによるリスクというものも、本来視野に入れておかなければならないのです。 証券会社の担当者が言う、あるいは本に書かれている「安心材料」に頼ってここに大金をつぎ込んでしまうと、思わぬ落とし穴に落ちて、大ケガをしてしまうこともあるのです。

実質的なお金の流れの仕組みは教えてもらえない

大学の商学部や経済学部など、「お金」「お金儲け」とは切ってもきれないはずのジャンルの学問でも、教わるのはアカデミックなことばかり。 金融・経済理論や経済発展の仕組みは教わっても、そこに欠かせない「実際的なお金の流れの仕組み」や、「お金儲け」「投資家の資金運用」の方法までは教えてくれないのです。

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そういう「お金」に関する智恵をつける機会もなく、お金に関してはまるで無防備で丸腰のままいきなり「お金がなくてはならない社会」に放り出されるのですから、たまったものではありません。 上手くできなくて当たり前、そうして、どうしていいかわからなくて右往左往する、「難民」になってしまうのです。

【まとめ】

・一流大学出の高給サラリーマンでも、資産運用のノウハウにはうとく、時にはとんでもない火傷をする。 ・資産運用をしたいなら、景気や金利の変動、税制や法律改正などの「リスク」を常に意識する。 ・私たちは、「お金」に関する智恵をつける機会もなく、お金に関してはまるで無防備でいきなり「お金がなくてはならない社会」に放り出されます。資産運用難民から抜けだす意識改革が必要なのですね。 ★ 参考図書『セカンドマネーを創りなさい! 』瀧本憲治著 ぱる出版

    
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