1億を超える高額なケースも!? 対物保険も「無制限」が基本!

「対物賠償保険」は、自動車事故によって他人の自動車や建物など、「他人の財物」に損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合の損害が補償される保険です。たとえば、ちょっと下を見た不注意で前を走っている車に追突し、相手の車のバンパーがへこんでしまった場合に、相手から修理代を請求されたときに支払われる保険です。


対物保険の対象

対物保険の対象となるのは車だけではなく、電柱、ガードレール、信号、建物、店舗、電車、線路、トラックの積荷、レッカー代、逸失利益なども保険金支払いの対象となります。

高額な対物賠償

過去の対物高額賠償判決例で金額が高い例を紹介します。

26,135万円(被害物件:積荷の呉服、洋服、毛皮、1994年)
13,580万円(被害物件:パチンコ店、1996年)
12,036万円(被害物件:電車、線路、家屋、1980年)

さらに、対物保険では建物や商品だけでなく、事故によって生じた間接的な損害(休業損害や営業損失など)に対しても保険金が支払われます。例えば、コンビニの店舗に突っ込んでしまったとき、お店は休業します。そのときに、店舗や商品の損害だけでなく、お店の休業損害も請求されてしまいます。その金額は1000万円のように高額に達するケースが増えています。

また、相手がバスやトラック、タクシーといった業務車の場合は休業補償分の賠償を支払わなければなりません。

保険料が心配な人でも対物賠償は「無制限」にしましょう。実際、「対物5000万円」、「対物1億円」、「無制限」で保険料はそこまで大きくは変わりません。

もしもの事故に備えるためなので対人・対物賠償は「無制限」が基本と考えましょう。次は、車両保険について説明します。

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