保険料の節約にもつながる「車両危険」の基本知識

「車両保険」とは、事故によって車が損害を受けた場合に支払われる保険です。保険金額は契約する車の年式や種類に応じた「時価」をもとに決められ、保険料もその金額によって変わります。


車両料率クラス

車の価格が高いほど保険料も高くなり、また、その車種の事故率などによっても保険料は変わってきます。ポルシェやフェラーリなどは、事故率も高いため保険料もきわめて高くなります。保険料は「車両料率クラス」を調べればわかりますので、ほしい車がどのランクに位置するのか、損保会社のホームページで調べてみましょう。

保険料を節約するなら車両保険を外そう

自動車の保険料を大幅に節約するには、この車両保険をはずすことがおすすめです。事故時の修理費が心配なら、契約の途中から追加することができます。また、自動車保険に加入して数年たち、無事故割引が増えてから付加することもできます。

補償範囲で保険料は変わる

1. 一般車両保険

「一般車両保険」は補償範囲が広く、設定された損害すべてを網羅して保険金を支払ってくれます。

補償範囲:車対車の事故、盗難・落書き、災害、自損事故、当て逃げ

2. エコノミー

「エコノミー」は当て逃げ、盗難、いたずら、自損事故による損害を除いた「車対車」の事故による損害を補償してくれます。一般車両保険より保険料が安いことからエコノミー(節約)と呼ばれています。

補償範囲:車対車の事故

3. 限定A

「限定A」は、「車両危険限定担保特約」のことで、盗難、いたずら、火災など交通事故以外の「災害・アクシデント」による損害を補償します。補償範囲を限定することで保険料を安くしています。

補償範囲:盗難・落書き、災害

4. エコノミー+限定A

「エコノミー+限定A」は、エコノミーと限定Aを組み合わせた保険です。エコノミーの「車対車の交通事故」と、限定Aによる「災害・アクシデント」を保証してくれる保険です。ただし、自損事故と当て逃げは保証されません。一般車両保険よりも保険は安くなります。

補償範囲:車対車の事故、盗難・落書き、災害

免責金額

また、車両保険に「免責」(自己負担する金額)を設定すれば、それだけでも保険料はかなり安くなります。相手のある事故で、お互いに過失がある場合、相手から支払われる対物の保険金は、「免責」の部分から補償してくれるので、免責を設定していても自己負担が発生しないケースは多くあります。

免責金額は高く設定すればするほど、保険料も安くなるため、ある程度の免責金額を設定しておくと保険料も安くすることができます。損保会社は基本的に「免責0」での契約をすすめてきますが、車両保険をかけたいけれど予算オーバーという人は、免責の設定も検討してみましょう。

次は、搭乗者傷害保険について説明します。

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