定期と終身でややこしい! 定期付き終身保険のメリット・デメリット

生命保険には、ややこしい商品がたくさんあります。その代表とも言えるのが、定期付き終身保険です。なぜ、終身なのに定期がついているのでしょうか? 定期付き終身保険のメリット・デメリットもあわせて紹介します。


定期保険の特徴

まず、定期保険と終身保険のおさらいをしましょう。定期保険は、保険の契約期間中に死亡もしくは高度障害状態になると保険金を受け取ることができます。少ない保険料で手厚い保障が受けることができます。ただし、保険料は掛け捨てで、満期保険金はありません。解約返戻金もほとんど受け取ることはできません。

終身保険の特徴

終身保険は、いつ死亡しても保険金を受け取れることができます。ただし、保険料は定期保険よりも高くなります。また、途中で解約しても解約返戻金を受け取ることができます。

定期付き終身保険とは

この終身保険と定期保険をセットにしたのが定期付き終身保険です。終身保険をベースにして、10年、20年などの定期保険を特約としてセットします。定期保険がプラスされている期間は、受け取ることができる保険金が高くなります。子供が自立する間などお金が必要な期間に利用します。

定期付き終身保険の保険料

終身保険部分の保険料は保険料を支払う期間を通して同じです。また、1回目の更新までの終身保険料は低くし、更新後の保険料を高くするステップ払い方式もあります。

定期保険部分の保険期間は10年のように期間設定があります。そのため、定期保険部分を更新する場合、更新時の年齢で保険料を再計算するため、更新する場合は保険料が高くなります。

次に、定期付き終身保険の2つのタイプを説明します。

1. 更新型

更新型は、終身保険の保険料の支払いが終わるまでの間に、特約の定期保険を更新するタイプです。

2. 全期型

全期型は、主契約である終身保険の保険料の支払いが終わるまでの期間と、特約に関する保険料の支払いが終わるまでの期間が同じです。そのため特約を更新する必要がありません。

同じ契約内容で、定期部分を死ぬまで更新する場合、保険料の総額は、更新型が高くなります。全期型は期間を通じて保険料が一定ですが、更新型は更新の度に保険料が上がるからです。

よくある誤解

定期付き終身保険の、定期保険部分は死ぬまで続きません。定期保険部分の契約期間が終了した後は、終身保険だけとなります。よく終身だから、定期部分もずっと続くと勘違いしやすいのですが、ここは間違えやすいので要注意です!

定期付き終身保険のメリット

定期保険、終身保険別々に加入するより保険料が安くなる
1つの保険で手厚い保険になる

定期付き終身保険のデメリット

毎月の保険料が高い
定期部分は期限付き保障

定期付き終身保険は、終身保険に定期保険がプラスされた保険です。終身保険だけでは不安な人のために、子供が自立するまでの間など補償を手厚くしたい期間だけ定期保険がプラスされている保険です。

ただ、生命保険は基本的に定期保険を選ぶのがおすすめです。貯蓄機能よりも本当に必要な生命保険だけに絞るのがスマートな生命保険選びです。

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