節税にもなる法人向けの生命保険「逓増定期保険」

逓増定期保険は、保険期間中に支払われる保険金額が少しずつ増加していくタイプの定期保険です。逓減定期保険の逆パターンとなります。ただ、こちらの保険は、個人よりも法人向けの生命保険となっています。


逓増定期保険とは

逓増(ていぞう)定期保険は、保険期間中に受け取ることができる保険金が時間の経過とともに増えていきます。

逓増定期保険の保険料

普通の定期保険よりもぐっと保険料は高くなります。期間中に支払う保険料は同じ金額です。

法人向けの保険

逓増定期保険は、解約返戻率の高さや税金対策などが可能となるため、法人向けの保険となっています。

保険料は高い

解約返戻金などがあるため、保険料は非常に高くなっています。ただし、その分のメリットはあります。

解約返戻金が高い

逓増定期保険は、解約返戻金の高さが大きな特徴となっています。解約返戻金が早い段階で高額になるため、逓増定期保険の解約返戻金を役員の退職金などに利用することができます。実際、多くの企業で逓増定期保険を退職金準備のために利用しています。また、逓増定期保険の対象者が、亡くなった場合には通常通り死亡保険金も受け取ることができます。

法人であれば税金対策にも

法人であれば逓増定期保険の保険料の最大50%を損金として扱えるため、税金対策にも役立ちます。

定期保険と逓増定期保険の違い

最後に、定期保険と逓増定期保険の違いをおさらいしましょう。保険期間中に死亡や高度障害状態が起きた場合に受け取ることがデキる保険金が増加するかしないかです。普通の定期保険は、契約期間中の受け取れる保険金額は同じですが、逓増定期保険は、保険期間中に支払う保険料は一定のまま、受け取ることができる保険金額が少しずつ増加していきます。

保険料は、定期保険よりも逓増定期保険の方が高くなります。そして、一番の違いは、通常の定期保険はほとんど解約返戻金が期待できませんが、逓増定期保険は受け取ることができる解約返戻金が非常に高いです。また、法人であれば節税ができるのも特徴です。

保険料自体はかなり高額ですが、損金扱いにもでき税制上のメリットもあります。利益がきちんと出ている法人であれば、検討してもいいかもしれません。

次の記事

「お祝い金は必要? 生存給付金付定期保険は微妙な生命保険です。」

前の記事

「逓減定期保険。ライフイベントに合わせた定期保険。」

    
コメント