成年後見制度の活用例。アルツハイマーや認知症になった時に備えよう!

将来死んだ後の遺産相続を考えている人は多いですよね。でも、自分がボケてしまったときのことは考えていますか? 自分が正常な判断ができるうちに成年後見制度を利用するのがおすすめです。では、どんな場合に成年後見制度が活用できるのか紹介します。


成年後見制度

成年後見制度は、自分の代わりの成年後見人に大切な契約を行ってもらう、契約の同意・取消を行ってもらう、保護・支援制度です。本人に判断能力があるときは任意後見制度で事前に後見人を指定します。本人に正常な判断能力がなくなっている場合は、家庭裁判所に適切な後見人を選んでもらいます。それでは、よくあるケースで考えてみましょう。

1. アルツハイマー

アルツハイマーになると物忘れが激しくなります。特に一人暮らしだと正常な判断ができなくなる恐れがあります。アルツハイマーの場合、任意後見制度か法定後見制度を検討します。

2. 認知症

認知症になると正常な判断をするのが難しくなります。症状がひどくなる前に、任意後見制度を検討しましょう。重度の認知症になった場合は、法定後見制度を検討します。

3. 知的障害

子供が知的障害で自分が死んだ場合が心配! こんな場合は、事前に信頼できる人もしくは第三者と任意後見制度を検討します。

4. 家族のお金トラブル

兄である長男が、現在アルツハイマーの父と一緒に暮らしているが、父のお金をかなり使っていてもめている。家族とのお金のトラブルになった場合は、法定後見制度を利用して、家庭裁判所に成年後見人を選んでもらいます。

5. 悪質な訪問販売

さみしくてつい訪問販売の布団などを買ってしまう。将来のお金大丈夫かしらと思ったら、任意後見制度か法定後見制度を検討します。

6. 不動産の売買

老人ホームのお金がないので、認知症の母の不動産を売却したお金で、老人ホームの入所費用をまかないたい。こんなときは、法定後見制度を活用しましょう。

どれも、放っておくと大きなトラブルになるものばかりです。いざというときに備えて、成年後見制度を活用することが大切です。

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