認知症で介護が必要になる確率15.3%! 介護の原因第2位となる認知症

介護のきっかけとなる第2位の原因は認知症です。介護が必要となる原因として15.3%も占めているのです。なぜ、認知症が進行すると介護が必要となるのでしょうか?


認知症ってどんな病気?

認知症になると、様々な原因で脳の細胞が死んでしまったり、脳の働きが悪くなるため、記憶や判断力の障害が起こり、社会生活がうまくいかなくなります。認知症には大きく分けて2つの症状があります。

1. 中核症状

中核症状は、脳の神経細胞が死んでいくことによって発生します。以下の症状があります。

1-1. 記憶障害

新しいことを記憶できず、ちょっと前に聞いたことも思い出せなくなります。

1-2. 見当識(けんとうしき)障害

時間や季節などの感覚が薄れ、迷子になったり遠くに歩いて行こうとしたりするようになります。

1-3. 理解・判断力の障害

思考スピードが低下します。2つ以上のことが重なると、情報が処理できなくなったり、いつもと違うできごとで混乱状態になるなどの症状が起きやすくなります。

1-4. 実行機能障害

自分で計画を立てられなくなり、平行して物事を進めることができなくなります。

1-5. 感情表現の変化

日本人特有の場の空気などが認識できなくなり、周りの人が予測しないような感情を示すようになります。

2. 行動・心理症状

元気がなくなり引っ込み思案となる
自信がなくなり、すべてが面倒になる
ものを盗られた妄想をよくする
徘徊行動をする

など認知症に特有の行動が出やすくなります。これらの症状が見られる場合、認知症である可能性が高いので早めに病院で診療を受けて下さい。

認知症と介護

早期に認知症に気づくことができれば、治療しやすくなりますが、認知症が進行すると家族だけで対処することが難しくなります。介護保険が利用できるサービスには認知症専門の介護サービスもあります。認知症の診断を受けた場合は、介護保険を利用した介護サービスを検討しましょう。

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