第1号被保険者の介護保険料の計算方法

介護保険料は、第1号被保険者か第2号被保険者によって保険料の仕組みが異なります。65歳以上の第1号被保険者の介護保険料の決まり方や計算方法を紹介します。


第1号被保険者の介護保険料の決まり方

65歳以上の第1号被保険者の保険料は、市町村ごとによって保険料基準額が決められます。住んでいる場所によって、保険料は変動します。

住んでいる地域によって保険料が違う理由

まず、介護保険は第1号被保険者に21%を負担するよう予算が組まれています。保険者の予算が決まると、予算の21%を第1号被保険者から徴収する必要があるため、21%にあたる金額を、保険者が管理する第1号被保険者の数で割ると保険料基準額が決まります。地域によって、予算や第1号被保険者の数が異なるため、住んでいる地域によって保険料が違うのです。

所得に応じた保険料

第1号被保険者の保険料基準額は、前年の所得によって6段階の保険料率が基本です。低所得者に配慮し、市町村民税の課税状況等に応じて段階別に設定されています。ただし、もっと細かく段階別設定されている地域もあります。住んでいる地域の介護保険料で確認ください。

第1段階

対象者:生活保護受給者等
保険料率:0.5%
保険料計算式:基準額×0.5

第2段階

対象者:世帯全員が市町村民税非課税かつ本人年金収入80万円以下等
保険料率:0.5%
保険料計算式:基準額×0.5

第3段階

対象者:世帯全員が市町村民税非課税かつ本人年金収入80万円超等
保険料率:0.75%
保険料計算式:基準額×0.75

第4段階

対象者:本人が市町村民税非課税(世帯に課税者がいる)等
保険料率:1.0%
保険料計算式:基準額×1.0

第5段階

対象者:市町村民税課税かつ基準所得金額190万円未満等
保険料率:1.25%
保険料計算式:基準額×1.25

第6段階

対象者:市町村民税課税かつ基準所得金額190万円以上
保険料率:1.5%
保険料計算式:基準額×1.5

このように地域や所得に応じて第1号被保険者の介護保険料は変わります。

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