医療費の窓口負担を抑えてくれる「限度額適用認定証」を活用しよう!

高額療養費による限度額があるため、医療費の負担が100万円のように高額になることはありません。ただし、高額療養費は返還されるまでに3ヶ月程度時間がかかるため、その間のお金に苦労をします。そんな時に役立つのが限度額適用認定証です。


限度額適用認定証

医療機関は、健康保険証を見ただけでは患者がどの所得かわかりません。そこで、窓口では年齢に応じた保険料負担額を請求し、1カ月に自己負担した金額が自己負担限度額を超えた場合は、本人が申請して高額療養費を払い戻してもらう流れとなっています。

お金は戻ってきますが、すぐにはお金は戻ってきません。なんと、申請から約3カ月後に戻ってきます。貯金がなければそれまでの間のキャッシュのやりとりに苦労する人が多かったため、2007年4月に限度額適用認定証が作られました。

事前に申請を

限度額認定証は、あらかじめ保険者に申請をすると限度額認定証が交付されます。高額療養費の限度額が超えるのがわかっている場合は、事前に申請の手続きをしましょう。

限度額認定証で所得がわかる

限度額適用認定証には所得区分が記載されています。そのため、限度額認定証を病院の窓口に提示すると、所得区分がわかるため、医療費の自己負担限度額を見越した費用だけを支払えばよくなります。がん治療などにより外来でも高額の医療費になることが増えたため、2012年4月からは通院(外来)でも限度額認定証が使えるようになりました。

有効期間は1年

限度額適用認定証には、有効期限があります。1年で期限が切れるため、翌年も高額の医療費がかかるのがわかっている場合、継続手続きを忘れずに行いましょう。

高額療養費融資制度も

限度額適用認定証が間に合わなかった場合には、高額療養費で戻ってくる金額の一定割合を無利子で借りることができる高額療養費融資制度があります。どうしてもお金が必要なときは検討しましょう。

現金のやりくりに苦労するときは、限度額適用認定証、高額療養融資制度をうまく活用しましょう。

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