老齢年金をもらうために必要な加入期間

老後の生活は年金収入が収入のほとんどを占めるようになります。そのため、老齢年金を受け取ることが必要です。しかし、意外と知らないのがこの老齢年金をもらうための条件です。老齢年金をもらうために必要な加入期間を紹介します。


老齢基礎年金を受け取れる条件

老後に年金を受給するためには年金制度の加入期間が原則25年以上必要です。25年を下回ると、それまでの間、年金保険料を支払っていても老後になっても年金を受給することができません。加入期間は、国民年金、厚生年金保険、共済組合の公的年金で保険料を納めた期間がすべて合算されます。また、保険料免除期間や合算対象期間も加入期間としてカウントします。

20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めると、65歳から満額の老齢基礎年金を受け取ることができます。平成25年度では、年間で778,500円を受け取ることができます。

保険料免除期間

保険料免除期間とは、経済的な理由により国民年金の保険料が支払えず、保険料の支払いが免除された期間です。きちんと申請をすれば、免除期間も加入期間として計算されます。

参考リンク

「国民年金の保険料免除・納付猶予の申請の注意点」

合算対象期間

年金制度は、時代の変化に合わせて大きな統合が行われました。そのため、国民年金に任意加入しなかったり、国民年金の被保険者の対象となっていなかったなど、制度の変更により加入期間の25年が満たせないケースがあります。年金制度の変遷により損をする人がでないようにするため、生年月日ごとに制度の導入・改正により不利になる人が出ないようにするための経過措置が用意されています。この期間を「合算対象期間(カラ期間)」と呼びます。

*合算対象期間中は加入期間としては計算されますが、保険料は支払っていないため年金額には反映されません。

参考リンク

「年金の合算対象期間」

老齢厚生年金を受け取れる条件

老齢厚生年金を受け取るためには、老齢基礎年金を受け取る条件を満たす必要があります。そう、先ほどの加入期間25年を満たすことが第一条件となります、厚生年金の被保険者期間プラス老齢基礎年金を受けるのに必要な加入期間を満たした人が65歳になると、老齢基礎年金に上乗せしたかたちで老齢厚生年金を受け取ることができます。

今後加入期間は10年に

平成27年10月より、年金受給に必要な加入期間が25年から10年に短縮されます。年金を受け取る加入期間の条件が緩和されます。ただし、支払った期間に応じて年金額は増減するので、毎月保険料を支払うという基本は変わりません。加入期間については、頭の片隅で覚えておきましょう。

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