離婚分割制度「合意分割」と「3号分割」の手続きと請求期限の注意

離婚分割で気をつけるのは手続きを行うまでの請求期限です。離婚してから2年以内に手続きを行わないと離婚分割制度が利用できなくなります。それでは、離婚分割制度「合意分割」と「3号分割」の手続きを説明します。


合意分割の手続き

合意分割を行う場合、当事者間の合意が必要です。この合意は、公正証書または公証人の認証を受けた私署証書が必要です。普通の書類ではいけません。また、年金分割の請求は「標準報酬改定請求書」に必要な添付書類を添えて管轄の年金事務所に提出します(共済年金は共済年金窓口へ)。

3号分割の手続き

3号分割を行う場合、離婚や事実婚の解消をした後に、標準報酬改定請求書に添付書類を添えて管轄の年金事務所に提出します。手続きがわからない場合は、年金事務所に相談しましょう!

事実婚でも離婚分割できる!

事実婚でも離婚分割は認められます(恐ろしい…)。事実婚は、「婚姻届の提出がなされていない夫婦」ですが、第3号被保険者届が提出されている期間を、分割対象として請求できます。法律婚と事実婚が重複する場合は、事実婚の第3号被保険者期間の分割を優先させます(事実婚でも同居していれば、健康保険の扶養に入ることができます)。

ただし、事実婚の場合の厚生年金の分割には、第3号被保険者期間が終了していることと事実婚解消を証明することが必要です。

次の記事

「任意加入制度と高齢任意加入制度」

前の記事

「離婚時の厚生年金の分割制度「合意分割」と「3号分割」」

    
コメント