年金の加入期間が足りないことに60歳を過ぎて気づいても安心! 任意加入制度と高齢任意加入制度

老齢基礎年金は最低でも25年加入して保険料を納付するか免除等の手続をしないと年金を1円も受け取れることができません。ただし、加入期間25年にならない場合でも、諦めたらそこで試合は終了です(安西先生…)。

実は、60歳以降でも国民年金に加入できる制度があります。60歳以降は自分から申し出て、加入期間を伸ばすために、引き続き国民年金に加入するための制度を任意加入制度といいます。


特例任意加入

年金をもらうために必要な期間(25年)が足りない人だけが加入でき、年金をもらうことができる加入期間を満たすまで利用できます。65歳以上70歳未満の人が対象です。昭和40年4月1日以前に生まれた65歳以上70歳未満の人で、日本国籍をもつ人が加入できます。

国民年金の高齢任意加入

年金をもらうために必要な期間(25年)が足りない人、または最低資格期間の25年は満たしたけど、年金額を満額近くまで増やしたい60歳以上65歳未満の人が加入できます。例えば、60歳までに35年分の加入期間しかない人が、5年間任意加入することで、年金額を満額(40年間分)にすることができます。

厚生年金の高齢任意加入

60歳以降も働いていれば、厚生年金は、70歳まで強制加入することになります。ただし、70歳になっても年金を受け取るために必要な25年の加入期間を満たしていない場合、70歳以降も引き続き厚生年金に加入できる「高齢任意加入」制度を利用することができます。

事業主がこれまで通り保険料を半額負担してくれることに同意してくれた場合は、保険料の半額を負担します。事業主が同意しなかった場合は、高齢任意加入制度を利用する高齢者が保険料を全額自己負担します(保険料は会社が半分費用を負担してくれています)。

年金を受け取ろうと思ったら、いざ年金の加入期間が25年に満たない場合に役立ちます!

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