社員が入社したら! 「資格取得時の決定」社会保険料の計算方法

会社で社員を採用した場合、最初の給料を基準に社会保険料の金額を計算することを、「資格取得時の決定」といいます。では、「資格取得時の決定」の社会保険料の計算方法を紹介します。


「資格取得時の決定」の社会保険料の計算方法

会社で社員を雇う場合、社員に支払う給料から社会保険料を決定します。社会保険料は初任給を基準に計算します。基本は、初任給の金額を月額標準報酬の等級にあてはめて保険料を計算します。

1. 基本は初任給の月給を元に計算します。月給が決まっていた場合の計算は、等級に金額を当てはめるだけで簡単です。月給以外の場合は、計算が複雑になります。

2. 週給制の場合は、週給額を7で割って求めた額を30倍した金額が標準報酬月額になります。

3. 日給、時給、出来高給、請負給などの場合の標準報酬月額は、新しく社員を雇う事業所で、前月に同じ仕事をした場合の金額が標準報酬月額となります。

4. 1〜3と同じ形態で仕事をした者がいない場合は、同じ地方で同じような仕事を行い、同じような報酬を受けた人の金額が標準報酬月額となります。

5. 1〜3と同じ形態で、2つ以上該当する報酬を受けている場合、それぞれの方法により算定した額の合計額が標準報酬月額となります。

社員を採用した場合は、社会保険料の基準となる標準報酬月額を決めなくてはいけないのです。ここで決定された報酬月額は、一定期間使用することになります。使用期間(有効期間)は資格取得日によって変わってきます。

1月1日~5月31日までに決定された場合は、その年の8月31日まで有効です。一方、6月1日~12月31日までに決定された場合は、その年の翌年の8月31日まで有効になります。どちらも9月以降は、定時決定により新しい標準報酬月額が決まります。

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