標準報酬月額の対象範囲。毎月の社会保険料を決める対象とは?

社会保険(健康保険と厚生年金)の毎月の保険料は標準報酬月額をもとに計算されます。毎月の給与以外にも交通費など様々な手当が標準報酬月額として計算されます。


標準報酬月額

社会保険の保険料を決めるために、標準報酬月額を計算する必要があります。

健康保険は、給料の金額によって等級が47等級に分かれています。58,000〜1,210,000円(平成25年4月データ)の幅があります。一方、厚生年金保険は30等級あり、98,000〜620,000円(平成25年4月データ)の幅があります。

被保険者の給料を標準報酬月額の等級にあてはめることによって保険料が計算されます。一度決定した保険料は、原則としてその後1年間使用し、毎年改定が行われます。

標準報酬月額の計算対象

基本給、能率給、奨励給、役付手当、職階手当、役職手当、特別勤務手当、技能手当、通勤手当、住宅手当、別居手当、早出残業手当、日直手当、宿直手当、家族手当、生産手当、食事手当、技術手当、皆勤手当、休業手当、年4回以上支給の賞与など

基本的には、●●手当とつくようなものは標準報酬月額の対象となります。通勤手当や住宅手当なども健康保険料の対象となります。つまり、毎月支払われるものは標準報酬月額の対象となります。

標準報酬月額の対象外

報酬の範囲に含まれないものは、結婚祝金、災害見舞金、病気見舞金、出産祝金、退職手当、社内行事の賞金、出張旅費、出張手当、功労金、年3回まで支給の賞与など

臨時に受ける性質が強い、●●金、●●祝金などは標準報酬月額として計算されません。毎月結婚はできませんよね? また、出張は月額報酬として計算されません。交通費は月額報酬として扱われます。

標準報酬月額のまとめ

基本的には、毎月支払われるものは標準報酬月額、年3回以下に支払われるものは賞与として計算します。

年4回以上支払われる場合は、標準報酬月額として計算されます。

結婚や災害見舞金など年に1回も起こりにくいものは賞与にも月額報酬にも含まれません。

交通費は標準報酬月額として計算されるが、出張手当・旅費は標準報酬月額として計算されない。

しかし、毎月標準報酬月額を計算するのは大変ですよね。そこで、1年間同じ保険料として計算できるようにするための計算方法があります。次の記事で、標準報酬月額の決め方を紹介します。

次の記事

「社会保険料(厚生年金、健康保険)の標準報酬月額の計算方法」

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「社会保険料(厚生年金、健康保険)の計算方法」

参考リンク

「社会保険料(厚生年金、健康保険)の計算方法の基本」

    
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