コインランドリーとクリーニング店の違い

コインランドリーとクリーニング店の違いを知っていますか? 一体何が違うのでしょうか?

コインランドリーとクリーニング店の違い

コインランドリーは、「クリーニング店よりも安くするから、洗濯物の管理はお客さんでしてください。人件費はあなた持ちです」というビジネスモデルです。一方、クリーニング店は人件費商売です。クリーニング店のコストは実は安く、スーツ1着洗うのに20円程度です。 なぜスーツ1着に400円も500円もかかるのでしょうか? それは、たくさんの人件費がかかるからです。受付をする人、工場で機械を回す人、仕上げのアイロンをかける人など、たくさんの人が関わっています。これらの人件費をいかに安くするかというのが、クリーニング店の命題なのです。

フルサービスとセルフサービス

一方、コインランドリーは、セルフサービスなので、人件費がかかりません。その代わり、あなたの時間を一時間ほどいただきますよということです。クリーニング店とコインランドリーの大きな違いは、「フルサービスかセルフサービスか」です。つまり、 クリーニング店は洗ってあげるサービス業 コインランドリーは洗うための洗濯機や乾燥機を貸してあげているだけの賃貸業 なのです。

洗い方にも違いがある?

洗い方にも違いがあります。クリーニング店は「ドライクリーニング」が主な仕事です。ドライクリーニングとは、水を使わずに、水以外の液体で洗うことです。その液体は、昔はパークロルエチレンというアルコールが主流でした。1995年頃、この溶剤は発がん性物質だという論文が出たため、徐々に石油にとって代わられるようになりました。 最近ではシリコンも使われていますが、ほとんどは石油です。石油のデメリットは、燃えたり、爆発したりすることがあるということです。しかし、石油は発がん性物質ではないので、いま、主流となっています。

コインランドリーは水、クリーニング店は石油で洗う

つまり、コインランドリーは水で洗い、クリーニング店さんは石油で洗うのです。普通のコインランドリーでは、スーツなどのウールマークが付いている衣類は縮んでしまうので洗えません。 逆に、クリーニング店は、ウールマークが付いているものだけを扱いたい、綿素材など水で洗えるものは、できるなら扱いたくと思っています。なぜかというと、水を使うものは儲からないからです。 水洗いは、洗濯、すすぎ、脱水で、大量の水を使い、その水は捨ててしまいます。しかし、ドライクリーニングの石油は再利用が可能です。汚れは濾紙でこしたり、蒸留したりして使い回せるのです。蒸留は上級な機械の場合です。 低級な機械は、大きな濾紙のお化けみたいなものを使っています。濾紙の場合は、だんだん汚れが付着していって、濾過した石油もだんだん茶色くなっていき、最後にはコーラみたいな液体になります。これを何回も繰り返すため、クリーニング店は儲かっているのです。 コインランドリーとクリーニング店にはこのような違いがあったのです。 次の記事「コインランドリーとクリーニング店はどちらが儲かるか? 意外と知らないビジネスモデル」 前の記事「コインランドリーの利用者は都会と地方どちらが多いか? 地方ビジネスのコインランドリー」 参考本「コインランドリービジネス7つの魅力とは? はじめてのコインランドリービジネス」