コインランドリービジネスは、なぜ不況に強いのか?

コインランドリービジネスは不況だとより儲かります。コインランドリービジネスは、なぜ不況に強いのでしょうか?


不況に強いコインランドリービジネス

「コインランドリーなら、大きな物の洗濯も数百円でできますよ」という提案を折り込みチラシなどですると、バブルの頃なら、「いいよ、クリーニングに出すから」となっていたのが、不況になると、お客さんがかなり来るようになります。

不況時には毛布や羽毛布団、こたつ布団、ホットカーペットのカバーなどを、これまでクリーニング店さんに数千円かけて出していた人たちが来るようになります。

大きな物以外でも、カジュアル衣料やワイシャツをクリーニングに出すとお金がかかります。そこで、形状安定のシャツに替えて家で洗濯しようと思うと、洗濯物が増えてしまいます。だったら、コインランドリーでやろうかと考えるのです。

また、不況になるとダンナさんの給料が減るため、奥さんがパートに出ます。すると家事をやる時間がなくなります。お料理はお総菜で何とかなりますが、どうにもならないのが洗濯です。どんなに頑張って家で洗濯して部屋干ししても追いつかず、奥さんの忙しさだけが増していきます。

そこで、コインランドリーの出番です。コインランドリーに行けば、30分で洗濯、さらに30分で乾燥して、夜中、子供が寝た後にパタパタたたんで洗濯が終わります。

不況だと家賃が安くなる

不況になると利用者が増えるだけでなく、こんないいところに出店できなかったという物件も借りられるため、コインランドリービジネスの原価率が下がり、儲かりやすくなります。

しかも、何年も空いてる物件なら、大家さんに家賃交渉すると、「あぁ、その金額で貸すよ」と、すごく安く借りられることもあります。いったん借りれば値上げはなかなかできないので、最初に安く借りるのがコツです。

建築費も安くなる

不況になると都合のいいことが、もう一つあります。それは、建築費が安くなることです。仕事が少なくなったので、昔は300万円かかったのが200万円でできることもあります。

内装・外装、水道工事、電気工事、造作工事など建築屋の仕事が減っている中で、建設業者は、自分がいつも抱えている下請けに仕事が出せなくて申し訳ないと思っています。自分のところの利益がなくても、下請けには仕事を出し続けたいのです。

そうしないと、おいしい仕事が来たときに、「えっ? このところ、仕事くれませんでしたよね」となるからです。こういった工事は、下請けの職人さんがいるからできる仕事です。利益が薄くても職人さんを動かせればいいので、非常に安くなっています。

融資も受けやすくなる

不況になると、銀行の融資も引き出しやすくなります。銀行はお金を貸してなんぼの商売なので、景気が悪いと貸す案件がなくなります。不況だと、設備投資をする中小企業はめっきり減ってしまうからです。

大企業は都銀が貸しているから、信金さんが貸せる黒字の会社がなくてどうしようというところに、起業したいという話を持って行くと借りやすいです。副業や起業で何か新しくやりたいという人に対して、国も支援をしています。保証協会、政策金融公庫でのシニア起業、女性起業の助成などがあります。

「起業イコール脱サラ」ではなく、副業もありますから、それをうまく説明すると金融機関は乗ってきます。コインランドリーなら、週末起業で話をすることもできるでしょう。

このように、コインランドリービジネスは不況に強い、もってこいのビジネスモデルだったのです。

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参考本

「コインランドリービジネス7つの魅力とは? はじめてのコインランドリービジネス」

    
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