中国の「イーウー」で直接買い付けをする流れ。輸入ビジネスマスターへの道。

中国からの「輸入ビジネス」を始めたい人のために、中国の義烏(イーウー)の福田市場での買い付けの流れを紹介します。


イーウーとは?

イーウー市は、上海から南西に約300キロメートルに位置する人口200万人ほどの地方都市です。面積は東京23区とほぼ同じですが、その街全体が巨大な卸売市場を形成しています。世界のどこかで新商品が出れば、その数週間後にはイーウーで類似品が出回るといわれ、中国からの輸出額の60%以上は、イーウーが占めています。

イーウーへのアクセスは?

日本からのルートは大きくわけて2つあります。上海空港から入るルートと、杭州空港から入るルートです。上海から入るのが一般的です。上海路線は便数が多く、航空券も安く手に入ります。上海らは新幹線でイーウーに行きます。ただし、イーウー行きの新幹線は午後3時台が最終のため、上海への到着時間には注意が必要です。

福田市場とは?

福田市場(国際商貿城)はそのメイン市場となる場所で、東京ドーム21個分超の広大な床面積に6万軒を超える常設ブースが軒を連ねており、32万種類に及ぶアイテムが常に展示されています。今日では世界中からバイヤーが訪れ、1日20万人を超える人々が出入りしています。

福田市場には、1区から5区まであり、それぞれが4から5階建てになっています。

主な取扱商品】

1区

アクセサリ(完成品・パーツ)・造花、工芸品(旅行土産物)・仏具・フォトフレーム・玩具

2区

3区

4区

5区

アテンド・通訳の手配は?

イーウーで買い付けをするには、通訳が必須です。限りある滞在時間を有効活用するためには、通訳の質がポイント! 個人で探すことも可能ですが、その他の諸手配(宿泊予約や新幹線チケット、買い付け後の発送業務など)を考えると、一括してサポート会社に依頼するほうが簡単です。ただし、代行会社同様、サポート会社にもいろいろな質があるので、日本にいるうちに数社問い合わせをし、よりよいパートナーを選んでおくと安心です。

現地での買い付けの流れ

1. 問屋を探す

福田市場は商品がジャンルごとに固まっているので、自分のお目当ての商品があるエリアに移動しましょう。歩きながらお店の中を覗き、商品を探します。

2. 商品情報を聞き出す

興味を引かれた商品が見つかったら、お店の社長やスタッフに声をかけ、商品情報を聞きます。

チェック項目1

価格、最小ロット。ロット内で色違いやサイズ違いのアソートが可能かどうか、日本で使えるかどうか(電気製品の場合「PSE」、化粧品の場合「MSDS」などなど)をチェックしましょう。このチェック項目がクリアできたら、チェック項目2を確認します。

チェック項目2

納期、商品(1箱ごと)の重さ(コンテナ輸送の場合は、箱の体積)、パッケージの形状をメモし、名刺をもらいましょう。ファーストコンタクトでは買わず、利幅などをよく検討したうえで決めます。

3. お店と交渉をする

お店に戻り、価格やロットを交渉します。買いたい商品を指差し、指値を言います。価格交渉は、「もっと安く」ではなく、「●●元なら、今日買って行く」などと、具体的に進めるのがコツです。

4. 注文書を作る

価格、ロットで納得したら、注文作業に入ります。お店側が注文契約書を作成するので、商品型番、数量、金額、(後日納品の場合は納期も)等を確認します。不商品は交換に応じる、電気製品は「1年間無償修理」など、先方と取り決めた約束事も必ず明記してもらいましょう。契約書に書かれていない内容は、約束していなかったことと同じです。

5. 支払いをする

代金は現金で支払います。クレジットカードは使えません。現品がその場にあれば全額支払いますが、後日納品であれば、前金として商品代金の10%程度をその場で支払い、残金は納品時に検品してから支払います。

中国現地から買い付けをしたい人、ネットショップを本格的に始めたい人は、参考にしてみてはいかがでしょうか?

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