輸入ビジネスで大切な代行会社の選び方

海外から商品の輸入を代行してくれる代行会社、現地での買い付けで通訳や交渉を代行してくれるサポート会社、どちらも輸入ビジネスを進めていく上では欠かせない存在です。ここでは、信頼のおける会社をどのようにして探せばよいか紹介します。


代行会社、サポート会社を選ぶポイント

1. 日本人スタッフが現地に常駐しているか

何かのトラブルに巻き込まれたときに、コミュニケーションが取りやすいのは、やはり日本語。万が一の場合に備えて、日本人スタッフが常駐している会社を選びたいところです。

2. これまでの実績があるのか

ホームページに魅力的な言葉を並べている業者はたくさんありますが、会社としての実績はどうでしょうか。たとえば、サポート会社でアテンドを手配する場合、実務経験が1年以上ない人では満足に仕事ができない場合が多いでしょう。福田市場が広いため、アテンドが慣れていないと目的の商品に辿り着くまでに半日かかる事態も起こりうるのです。

3. 営業許可証・貿易権を持った正規の会社か

中国政府に届け出をせずに業務を行っている会社もあります。中国国内での営業行為は許可制です。ワイロを渡せばうまく事が運んだのは昔の話で、現代の中国は法治国家になりつつあります。無届け業者の摘発は日常茶飯事で、突然業務を停止する代行業者も後を絶ちません。もちろん商品や代金もうやむやになってしまいます。なにか問題が起こっても自己責任で対処するしかないので、営業許可証の有無は事前に確認しましょう。

選ぶなら日系企業!

代行会社、サポート会社の選択に迷ったら、日系(日本人経営)の会社を選びましょう。中国人の会社が悪いわけではないが、日本との商習慣の違いや、中国製品でよく問題になる「品質」について、日本のマーケットで求められるレベルを理解してもらうのはなかなか難しいです。代行会社、サポート会社はあなたの輸入ビジネスの重要なパートナーになる存在です。選ぶ際には数社にコンタクトを取り、対応の早さや内容、スタッフの態度などを考慮し、納得のいく相手と組むようにしましょう。

代行会社の手数料と日数について

手数料

代行会社によって手数料の割合や元の換算レートに違いがあるので、事前にきちんと確認しておきましょう。手数料無料」とある代行会社でもの換算レートが高ければ、手数料が発生する代行会社よりも支払い金額が大きくなることもあります。

手配日数

中国国内の市場で仕入れられた商品は、代行会社を経由して送られてきます。中国国内での移動に1、2日かかるので、実際の郵送日数にプラスして計画を立てるようにしましょう。

送料について

中国から商品を送る方法には、いくつかの選択肢があります。輸入する商品の大きさやボリューム、かかる日数などによって、賢く使い分けるようにしよう。イーウーは中国政府批准の貿易特区のため、国際物流コストが安いことで知られています。

小ロットの場合

段ボール数箱程度の場合は、航空便(EMS、DHL等)を使います。送料は大きさ、重量によって算出されます。ドアtoドアで通関の煩わしさもなく、関税や消費税の支払いが発生した場合も、配達時に現金払いすればよいので、納付の手間もありません。

15平方メートルまでの場合

商品のボリュームが増えてきたら(200kg以上が目安)、混載コンテナでの輸送がおすすめです。複数の会社の荷物を1台のコンテナに詰め込み、海上輸送します。現地での商品の発送から、日本での納品まで、ドアtoドアでパッケージ化されたサービスを利用すれば、通関の手間もかかりません。ただし、商品到着には、約3週間かかります。

15平方メートル超の場合

容積が15平方メートルを超える場合には、20フィートコンテナを貸し切るとリーズナブルに輸送できます。通関費用や諸経費を含めて25万円前後の費用が必要ですが、満載で輸送した場合の送料がかなり安くなります。また、通関作業は、プロの通関業者に依頼できるので、必要書類を業者にFAXするだけで、煩雑な実務を負わなくても処理できます。

信頼の置ける代行会社を選んで、取引が円滑にいくようにしたいですね。

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