お金を稼ぐより難しいのは持ち続けること

人生で大事なのはどれだけお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けるかだ…『金持ち父さん、貧乏父さん』に書かれている一フレーズです。お金を稼ぐこととお金持ちになることは決してイコールではないのです。


運が良ければ「大金を稼ぐ」ことはできる

運が良ければ、「大金を稼ぐ」ことはたまにあります。
競馬で大穴を当てたり、宝くじに当たったりというのは、その典型的な例でしょう。
また、たまたま始めたビジネスが、たまたま時流に乗り、予想以上に大きな利益をもたらす事業に成長することもあります。

お金を稼ぐより重要な努力とは

もっとも「運」をつかむこと自体が実は人並みはずれた努力の賜物であったり、その人の「徳」が引きつけていたりするのですが、せっかくつかんだ「運」を手放さないちょっとした努力を怠ったがために、たちまち運に見放されたという話もよく聞くことです。
そして、この「努力」の方向性をどこにとるかが、きわめて重要なのです。

稼ぐ経営者が持つ「ビジネス・インテリジェンス」

本当に成功する経営者というのは、「ビジネス・インテリジェンス(事業・経営に関する知性)」に長じています。
こういう人は、時代の変化にも俊敏に、的確に対応しつつ、ビジネスを展開していくことができます。
そしてそのための努力も怠りません。
時にはピンチに陥ることもあるでしょう。

不可抗力の事態にはどうするか?

しかし、本物の成功者には、「ビジネス・インテリジェンス」によって「ピンチをチャンスに変える」底力があるのです。
しかし、どんなに優れた経営者であっても、どうしても事前には読み切れなかった一大事が襲うこともあれば、自分の力だけではどうにもならない不可抗力の事態によって、にっちもさっちもいかなくなる場合もあります。

先立つものは資金であり、資金化できる資産

例えば、大震災や大洪水のような天災や、日本のバブル崩壊、アメリカのリーマンショックのような人災もそうです。
昨日までの拡大・発展から一転、「ゼロ」からの出発をしなければならないときに何が必要になるかといえば――先立つものは「資金」であり、「資金化」できる資産なのです。

お金を稼ぐ。知性で「備える」

利益があがったらその分をまるまる運転資金や次の事業展開に回すのではなく、いくばくかでも手元に残し、それを上手に運用して殖やしていく――。
簡単にいえば、「備えあれば、憂いなし」なのです。
その「備え」に努力を向けることも必要ですし、そのためには「ファイナンシャル・インテリジェンス(お金の知性)」が不可欠なのです。

【まとめ】

・たまたま始めたビジネスが、たまたま時流に乗り、予想以上に「大金を稼ぐ」ことはある。
・しかし、ちょっとした努力を怠ったがために、たちまち運に見放されることも。
・ お金を稼ぐことも大切だが、「備え」に努力を向けることも必要。そのためには「ファイナンシャル・インテリジェンス(お金の知性)」が不可欠なのです。

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