お金と暮らしの関係を考える

生きていくためには、お金が必要です。しかしながら、そのお金に関しての価値観は人それぞれでしょう。生きていくための最低限のお金があればいいという人もいれば、もっと良い暮らしがしたいのでお金がたくさん欲しいという人もいるでしょう。


お金の話を考える

『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(百万年書房)はタイトルの通り、少ない収入の中で幸せな暮らしを追求している大原扁理による本です。タイトルにお金とついていますが、本書はただ節約術を紹介する本ではありません。お金と暮らしの関係を根本から考えるきっかけを与えてくれるようにもなっています。

実践の中から考えた

著者はこの本を出す以前に『年収90万円で東京ハッピーライフ』という著作を記しています。お金の対価としてきつい、つまらない仕事をするならば、必要以上に働かずに生活費をなるべく安くあげることで豊かな暮らしを追求しようというものですね。いわば、ありあまる時間の中でゆっくりと考えた結果が本書にアウトプットされています。なにが強いのかといえば、流行などに流されていないことではないでしょうか。日本はこれから下流社会を迎えるのだからお金がなくなって当然といった大きな視点ではありません。かといって、自分が幸せだからこれはこれでいいのだといった強弁でもありません。もっと楽に生きてもいいのではないか、そうした思いをぼんやりと抱えている人にとってはおすすめの本だといえるでしょう。

    
コメント