年収に見る中央値と平均値

日本人の平均年収は年々右肩下がりだといわれています。これは社会構造の変化によるものです。国税庁の統計によれば、日本人の平均年収は、性別、職種、年代に関係なく調べると、およそ414万円といわれています(2015年9月発表)。これは少ないと感じるでしょうか。それとも多いと感じるでしょうか?


年収による感覚の違い

さらに、年収1000万円を稼ぐ人もいれば、働いても年収が100万円、200万円といったワーキングプアと呼ばれる人たちもいます。これらの年収が高い人、低い人をひっくるめての平均値が414万円なのです。そのため、こうした統計を見る場合には平均値と中央値を考える必要があります。

平均値、中央値とは?

平均値とはすべてのデータを数で割った平均の数値、中央値はデータを小さい順に並べた場合に真ん中に来る数字です。例えば年収1000万円、400万円、100万円の3人の年収の平均値は、1500万を3で割った500万円となります。中央値は真ん中の400万円となります。この場合、稼いでいる人もいるが、稼げていない人も一定数いることが浮き彫りにできます。今後統計データを見る場合は、平均値だけでなく中央値に注目してみましょう。

    
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