ビジネスマンなら参考にすべき! 心に留めておくべき考え。

20世紀を代表する経営学者というと真っ先に思い浮かぶのは誰でしょうか。恐らく、多くの人が思い浮かぶのがピーター・ドラッカーだと思います。彼は現代経営学を発明し、マネジメントという概念も生み出した世紀の経営学者です。彼が放った言葉には、ビジネスをやっていく上で大事なことやエッセンスが凝縮されています。そこで今回は、ドラッカー先生から心に留めておくべき考えを紹介します。


■心に留めておくべき考え

1. 「世界にもうこれ以上の均質性はいらない」

1つ目の考えは、世界はこれ以上同じようになる必要はないのではないかというもの。ドラッカー先生いわく、均質化より必要なのが多様なモデル、多様な成功、多様な価値観です。多様性がある社会とは言われて久しいですが、実際は多様性が担保されているのかは疑問符がつくところがあります。

また、日本に限ったことでいうと均質化はかなり進んでいます。例えば、ロードサイドの個人商店が消え、大型チェーン店ばかりになっています。それを便利になったと取るべきか、寂しくなったと取るべきかはひとそれぞれですけれども。

2. 「日本の指導層には恐るべきしぶとさがある」

2つ目の考えは、日本の指導層は長い間、力を持ち続けるというもの。欧米の貴族制とは違い、家柄やお金ではなく能力に基礎をおく指導層には恐るべきしぶとさがある、とドラッカー先生は仰っています。

例え、指導層が信用をなくし、敬意を失ってしまった後でも、長くその権力を維持できるのは、能力に基礎を置いているからだとドラッカー先生は分析しています。

3. 「成果をあげる一番の秘訣は理科すること」

3つ目の考えは、成果をあげるには仕事の利害関係者を理解し、彼らをかつようするのが一番だというもの。利害関係者というのは、共に働く人であったり、創りだしたモノを買ってくれる消費者など。彼らのことを理解し、彼らが得意とすることや、持っている価値観を最大限に活かすことが成功への近道なのです。

4. 「ほとんどの人にとっては、失敗しないことがせいぜい」

4つ目の名言は、成功が当然とされている時代の中、全員が成功するということはあり得ないというもの。成熟しつつある社会において、成功するのが当然、失敗は恥ずかしいものという空気が作られています。

ですが、全員が成功するというのは冷静に考えると不可能です。殆どの人にとって、失敗しないことがせいぜいであり、現状維持できただけでも万々歳だとドラッカー先生は考えています。

5. 「摩擦の原因は相手をしらないことによるもの」

5つ目の考えは、人との摩擦や衝突の原因の殆どは相互理解が足りていないことからくるというもの。例えば、会社に行き、1つ隣のデスクに座っている人。あなたはその人が何をしているのか知っていますか。

また、その人の仕事の仕方、仕事をするときに重視していること、目指していることをしっているでしょうか。互いに互いをしらないことが摩擦の原因だとドラッカー先生は発見しています。

ドラッカー先生の有難い考えは非常に示唆に富むもの。是非、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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