悩みに答える哲学とは?

人間というのはさまざまな悩みがあります。生きてゆく上での悩みはもちろんのこと、将来どうすればいいのか、あるいはそもそもなぜ自分はここにいるのかといった悩みもりますね。このような悩みというのは、じぶんだけの悩みといったことであると思われがちですが、そうではありません。人生相談企画などにふれてみればおわかりの通り、人の悩みというのはいくつかのパターンに分けられるようなものとして類型化されているといえるでしょう。

答えがある

さらに悩みのひとつひとつを見てゆけば、すでに数ある哲学者たちが答えを出しているといったことにも行き着きます。小林昌平による『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』(文響社)はそのような悩みをトピックごとに、すでに哲学者が答えを出していることを明らかにしています。もちろん、おもしろ哲学エッセイとしても読めるのですが、そればかりではなく、人生の深みを知ることができる一冊に仕上がっているともいえるでしょう。

どんな悩みがある?

それでは、それぞれの悩みにはどのような答えが出ているのかを見てゆきましょうか。恋人や夫や妻との喧嘩がたえないといった悩みがある人は、すでにヘーゲルが答えを出しているといったことが鮮やかに示されています。人生論のエッセイのように見えて、逆算して哲学者の名前を知ることができるためになる本でもあるといえるでしょう。