ひとり出版社という生き方

現在、DIY的に新たなビジネスをはじめる人が多くなっています。従来の会社員的な働き方から、人がそれぞれにやりたいことをやり、それを世の中の需要とうまくマッチングさせていくような時代になってきているのかもしれません。


出版社をやってみる

特に本好きな人の中には、いつかは出版社をやって自分の好きな本、興味のある本を作ってみたいと思う人もいるのではないでしょうか。それでも、既存の大手出版社に入るには高い入試倍率を突破する必要がありますし、仕事も激務です。そこで、これまでとは違う方法で出版社を立ち上げた人が書いた本を紹介します。島田潤一郎の『あしたから出版社』(晶文社)です。この本には、著者が一人出版社の夏葉社を立ち上げるまでの経緯が記されています。

小説家志望だった

もともと小説家志望で、自由人志向があった著者は大学卒業後に、ヨーロッパとアフリカの放浪の旅に出ます。その後小説家に挫折し、それでも本に関わりたいと思った時に出版社を立ち上げることになります。しかし会社の作り方もわからずまさにゼロからのスタートでした。資金繰りもネックとなり、親からの援助も受けていたそうです。そうした「お金」の話を正直に書いているところも好感が持てます。出版社に限らず、何かをしたいと思っている人は読んでみてはいかがでしょうか。

    
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