対談はどう喋っている?

雑誌、特に文芸誌や論壇誌とよばれる雑誌の企画では対談がよく行われています。対談では、両者が初対面であったり、あるいは久しぶりの対面であったりと、旧知の間柄というよりは、ふだん会わない人同士が会って、何か新しい話題を探るといった趣のものが多くありますね。


本当にしゃべっているのか?

対談を読んでいて疑問に思うのは本当にああいった風にしゃべりを展開しているのかという点ではないでしょうか。対談はどちらかが一方的に喋るのではなく、ちょうど同じくらいの分量になっています。さらには、お互いの話がはっきりと噛み合っているような様子もあります。しかし、実際の会話を想定してみればわかる通り、あのように明瞭に話が進んでいくことはあまりありません。何度も同じ話を往復したり、あるいは脱線することもしばしばでしょう。

修正がなされている

対談でしゃべった原稿がそのまま表に出るということはほとんどありません。大体は、構成を担当する人間によってお互いの喋りが整えられたものが原稿として掲載されます。さらに、その場では話したけれども、掲載時にはカットされる話題もありますね。単に話が冗長ということもありますが、場合によってはオフレコの話といったこともあるためです。

直すことはOK?

それでは対談原稿を著者が修正するのはOKなのでしょうか。こちらにもルールがあって、自分の言葉を直すことはOKであっても、相手の言葉を勝手に直すのはNGとされています。さらに対談の現場では自分が不利であった内容を、自分が有利な方へ書き換えるといった行為もご法度です。対談にもきっちりとルールがあるのです。

    
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