両国駅と千葉の関係

2018年1月より、JRの両国駅から千葉方面に向けて、サイクルトレイン「B.B.BASE」が走ると話題となっています。これは、電車に自転車を積んで内房線と外房線経由で南房総へ至る列車です。週末の朝に両国駅を出て、日帰りの自転車旅行が可能となるものです。


両国駅と房総半島の関わり

「B.B.BASE」の出発駅となる両国駅はもともと房総半島との関わりが深いものでした。房総半島、あるいは千葉県各地へ向かう特急列車は、現在では東京駅発着となっていますが、かつては出発駅は両国駅でした。両国駅は千葉方面への列車の出発駅であったのです。

なぜなくなった?

両国駅が千葉方面への連絡駅としての機能を喪失したのは、1972年に総武線と横須賀線の直通運転が行われたためです。これによって隣の錦糸町駅から東京駅の地下までのバイパス路線が開通しました。その後も千葉方面へ向かう急行列車は両国駅発着でしたが、1982年のダイヤ改正によって全廃されます。さらに1988年には、鹿島神宮へ向かう「あやめ」、銚子方面へ向かう「すいごう」がなくなり、両国駅は総武線の各駅停車のみの駅となりました。今回の「B.B.BASE」の開通は房総半島への起点としての両国駅の再興ともいえるでしょう。

    
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