日本各地の「鳥島」の由来?

日本で一番南にある島は沖ノ鳥島、東にある島は南鳥島と呼ばれます。鳥島は、八丈島と小笠原諸島の間にある無人島ですが、なぜこれらの島が遠く離れた鳥島の名前をベースに付けられたのでしょうか。


由来ははっきりしない

実は、沖ノ鳥島や南鳥島が、鳥島をベースにつけられた由来ははっきりとしていません。ただ、鳥島は伊豆諸島の八丈島の南にあり、さらに小笠原諸島の父島の北にあります。ちょうど中間点にある島ということで、名前がつけられたのかもしれません。太平洋戦争中に、グアムとハワイの中間にあるウェーク島を日本軍が占領したとき、大鳥島と名付けられることもありました。それだけ日本にとって鳥島は、領土の誇示と結びついた名称だったのかもしれません。

中ノ鳥島もあった

さらにかつては、南鳥島や沖ノ鳥島に加えて中ノ鳥島と呼ばれる島もありました。これは明治時代に、実業家の山田禎三郎が発見し、探検、測量を試みたと主張し、地図にも掲載されました。しかしながら、その後に大規模な捜索をしたところ、まったく発見できませんでした。この島は、鳥の糞が集まってできる燐鉱石に覆われているとされ、それが本当ならば宝の山となります。そのため、山田が詐欺話としてでっちあげた説や、ほかの島と勘違いしたといった説もあります。

    
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