「タテカン」とは何か?

京都大学で「タテカン」の規制をめぐって議論が起きています。京都市の景観を守る条例に違反しているとして行政指導を受けており、それに対して京都大学も設置場所の制限を検討しているというものでした。


タテカンとは?

タテカンとは、立て看板の略称です。大きな看板の中に、手書きの文字によってイベントの告知や主張などが記されているものです。もともと学園紛争が激しかった時代に流行し、当時は団体のスローガンなどが記されたものも多くありました。

広く周知する

タテカンにはどういった目的があったのでしょうか。現在ならばメールで一斉送信などが可能なメッセージも、かつては人づてに伝えるしかありませんでした。さらにそれが紙一枚の掲示になるとなかなか人々の目につきません。そこで大学のキャンパス内のどこからも目につく場所に大きな看板を設置し、そこでメッセージを伝えるようにしたのでしょう。もちろん、現在はそうした本来の伝達手段は失われつつありますが、大学の風物詩として見かけることもあります。

自由の象徴

京都大学はもともと自由な校風として知られます。つまりは、公序良俗に反しないならば、あらゆる主張が許される場所でもあるといえるでしょう。タテカンを設置する人間たちも、そうした最低限の倫理をふまえて、表現の自由の権利を行使しているといえます。タテカンをめぐる議論は今後も続いていきそうです。

    
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