山の手の意味は?

東京の土地区分において、下町に対して山の手と呼ばれる地域があります。下町は庶民的な街に対して、山の手は高級住宅街と言ったおおよその区分けがあります。さらに山の手は東京都心の環状線である山手線の名称にもなっていますね。


どういった意味が?

山の手にはそもそもどういった意味があるのでしょうか。山の手は低地の下町に対して高台となっている地域を指します。もともと江戸時代には幕臣などが住む武家屋敷が多くあったことから区分がなされました。山の手と呼ばれる代表的な地域は、麹町、芝、麻布、赤坂、四谷、牛込、小石川、本郷などがあります。これらの土地へ行った人はわかると思いますが、到達するまでに坂があり、高台となっています。歩きや自転車で移動する場合は大変ですが、お金持ちは車など何らかの移動手段を用いるのでそうしたことはあまり関係ないのかもしれません。

第二山の手

山の手は本来ならばこのような狭い地域を指す言葉でしたが、日本の近代化とともに山の手地域は西へと広がりと見せます。東京の西半分全体が山の手と解釈されるような場合もあります。これは、大正時代に発生した関東大震災によって下町と呼ばれる低地の地域が甚大な被害を受け、人口の移動が起こったためです。ただ、それらの土地にも低い場所、高い場所があるため、山の手の言葉はあいまいな意味を持つようになっていきました。それでも本来、下町に対する山の手は高台といった意味があったのです。

    
コメント