わかりやすい経済の話とは?

経済というのは、実態がよくわからないものですね。特に資本主義経済においては要するにお金儲けだとう、と思うかもしれませんね。しかしながら、経済学の教科書を手にとってみようとすると、難しい用語が並んでいますから、つい投げ出してしまうといったこともあるでしょう。

わかりやすさ

ヤニス・バルファキス著作、関美和翻訳による『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(ダイヤモンド社)です。本書は元財務大臣の父親が、10代の娘に関して語りかける形で作られています。それであるので、対談を読んでいくようにすらすらと頭に入っていきますね。そこにおいては話し言葉の妙というものはあるのではないでしょうか。こうした経済に関する文章というのは、どこか堅苦しい印象を受けるのも確かですが、本書においてはそうしたことはありませんから安心して読むことができますね。

何が記されている?

本書ではどういったテーマが取り上げられているのでしょうか。そもそも世界はどのようにできあがっているのかといった根本的な内容から、さらには経済格差はどこから生まれているのか、利益と借金の仕組み、さらに労働力や機械について、といったものまであらゆる経済のキーワードが網羅されていますから、そこにおいてはお話を聞くように、新しいものがどんどんと得られるでしょう。

新しいお金

さらには新しいお金である仮想通貨などについても解説がなされています。刑務所の中では、タバコが貨幣の代わりに流通していたといった事例から生み出されるものは、常に人間はお金以外のものお金と同様の価値として見出していくということです。まず経済を知りたいという人にとってはおすすめの一冊に仕上がっているといえるのではないでしょうか。