無頼系独立候補とは?

選挙は民主主義の原則として、被選挙権を満たす人ならば誰でも出馬可能です。しかしながら、誰でも出馬できるからと、多くの立候補者が乱立することを防ぐために、供託金が課されています。さらに選挙で一定の得票数が得られないと供託金が没収されるといったペナルティもあります。


独立系候補とは?

そうした厳しいハードルを乗り越えて選挙へ立候補してくるのは一体どんな人たちなのか、そして何を思っているのか。そんな疑問に向き合った本が畠山理仁による『黙殺 報じられない“無頼系独立候補"たちの戦い』(集英社)です。筆者は、マック赤坂やドクター中松といった有名どころの候補者たちからマイナーな候補者まで多くの独立系候補たちに迫りました。こうした候補者は一般には泡沫候補と呼ばれますが、それでは失礼だということで独立系という言葉が用いられています。著者と親交のある大川興業の総裁・大川豊は、インディーズ候補といった言葉も用いています。

独立系

本書の特徴は著者もまた特定の組織や記者クラブに属しない独立系であるというところでしょう。決して組織の論理からは見えてこない、得も言われぬ独立系候補たちの情熱めいたものを、同じような立場につく著者が見事にすくいあげています。本書で誰でも名前だけは知っている候補者たちの主張やバックグラウンドに目を向けてみてはいかがでしょうか。

    
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