石原、都知事辞めるってよ

先日、現職の都知事:石原慎太郎氏が辞任の意向を示しました。大きな影響力を持つ東京都のトップが交代かつ、新党結成ということで政界がこれから慌ただしくなっていくでしょう。この交代に際して私たちは次の都知事がどのように東京都を変えたいのかということを聞き、誰を次の知事にすべきか判断しなければなりません。そこで今回は過去の都知事の功績をまとめました。過去の都知事ががどのように東京を変えようとしたのでしょうか。


過去30年の3人の都知事

1000万人の有権者の中から直接選ばれ、12兆円の財政を操る都知事。加えて東京は日本の首都であるため、他の自治体に比べ他への影響力/発信力の桁が違います。過去30年の都知事をまとめました。

鈴木俊一(任期:79~95年)

東京都知事を4期にも渡り務めてきた故:鈴木俊一元都知事。彼の功績というと前都知事が残した

財政赤字の解消

です。高福祉だった流れを転換し、財政再建の一環として大幅な福祉の削減などを行った結果、2期目には黒字化に成功しました。

ですが、3期目以降に作った「東京国際フォーラム」や「江戸東京博物館」の建設により財政は再び悪化しました。バブル崩壊も重なり、就任当初並の財政赤字を残し退任しました。

青島幸男(95~99年)

「スーダラ節」やドラマ「いじわるばあさん」で有名な故:青島幸男氏。タレント議員のパイオニアである彼は都知事を1期務めました。鈴木都知事時代に計画されていた東京での

「世界都市博」の中止

を公約通り実行し、損失は約610億円となりました。

永六輔氏曰く、「青島は敵に回すと恐ろしい、味方にくると頼りない」という2ちゃんねらーのような印象だったそうです。

石原慎太郎(99~12年)

先々代から続いている莫大な財政赤字を引き継ぎ都知事になったのは現都知事の石原慎太郎氏。副知事に猪瀬直樹氏を迎えた作家コンビとして東京都を運営してきました。財政赤字に対処するため、各種予算や福祉の削減を行う一方、

東京から国を変える

を理念とし、2016年夏季オリンピック誘致などや東京マラソンの開催を行ってきました。

歯に衣着せぬ発言や安易な謝罪は行わない強気なスタンスを2012年現在まで貫き通し、問題発言を物ともせず職務を全うしました。

日本の首都さえも元気がない日本。どうにか元気になってほしい。どうにか元気になりたい日本。私たちが再び日本について考える段階に来ているのかもしれません。

『都知事―権力と都政 (佐々木信夫)』の詳細を調べる

    
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