かつてあった野党連合

安保法制が可決されたことを受けて、来年度夏の参院選に向けた動きが野党の間で出てきています。野党が結集することによって、自民党政権に対抗することが目指されています。その中で共産党が「国民連合政府」構想を打ち出したことが話題となっています。


共産党の基礎票

共産党は、これまで、自民党はもちろん、野党へも選挙協力を行ってきませんでした。すべての選挙区にカウンターとして候補者を立ててきました。ただし2014年12月に行われた衆議院議員選挙では、沖縄の選挙区に限って選挙協力を行い、すべての選挙区で野党候補が当選しました。共産党は一定の基礎票を持っているため、選挙では大きな強みになります。

かつてあった連合政府

共産党が提唱するような野党連合は、かつても実現したことがあります。この時は、共産党は政権には加わりませんでした。1993年に誕生した細川内閣は、自民党と共産党をのぞく野党が結集した政権として知られています。その際、参加した正当は社会党、自民党を飛び出した小沢一郎らが結成した新生党、公明党、日本新党、民社党、さきがけ、社民連、民改連です。革新的な政権とされていましたが、実質1年ほどしか持ちませんでした。さまざまな政党が集まっていたため、政権内の利害の調整などが問題となったためです。

理想としてはあったとしても、実際に、多くの集団が結集することで、利害や対立が生じてしまうのはどこにでもある現象かもしれません。

「希望の声 アラン・クレメンツとの対話(アウンサンスーチー)」の詳細を調べる

    
コメント