社会調査のウソを見抜く

インターネットや、あるいはテレビ、新聞などで、社会調査の結果が紹介されることは多くあります。よく知られているものとしては内閣支持率の推移などがあげられるでしょう。しかし、こうしたデータの中には、ウソが多分に含まれていることもあるのです。そのウソは、明らかなウソというよりは、社会調査の方法論によって巧妙に仕組まれたものです。


誘導的な質問とは?

例えばあなたが消費税値上げについてアンケートを受けたとしましょう。「消費税を上げると庶民の負担が増えるという意見があります。あなたは増税に反対ですか、賛成ですか」という設問にはなんとなく反対と答えたくなりますよね。一方で「国家の財政危機を補填するために増税しようとしています。あなたは増税に反対ですか、賛成ですか」となれば、なんとなく賛成に傾いてしまいます。同じ設問でも訊き方によって、変化が起こるのです。そのため社会調査では、こうした誘導的な設問は禁じ手とされています。

信じすぎないこと

著者は社会調査の半数はゴミだと言い切ります。必要なものは、そのウソを見破るためのリテラシー能力を身につけることでしょう。本書では社会調査の誤りを具体的に指摘することによって、ウソを見抜くヒントを教えてくれることでしょう。

    
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