内田裕也と都知事選

舛添要一東京都知事の辞職にともない、あらたな都知事選が行われます。東京都知事選というのは、日本の首都の長を決める選挙であるため、多くのユニークな立候補者が現れることで知られています。名物候補の最たるものといえば、1991年の東京都知事選に出馬したミュージシャンの内田裕也でしょう。


なぜ出馬した?

この年の東京都知事選は、三期にわたって都知事を務めてきた鈴木俊一が四期目をかけて行われた選挙でした。鈴木は官僚出身であり、出馬時の満年齢が81歳と高齢であることも話題となりました。任期満了をすれば85歳です。その鈴木の対抗馬として立てられたのがNHK出身の磯村尚徳でした。さらに、プロレスラーのアントニオ猪木の出馬も取りざたされ、話題の多い選挙となりました。しかし、アントニオ猪木はのちに立候補を撤回し磯村の応援に回ります。

猪木がやめるなら出る

それに対して猪木が出ないなら俺が出るということで、ミュージシャンの内田裕也が出馬を表明します。彼は政見放送では全編英語でスピーチを行い、ジョンレノンの「パワートゥーザピープル」と頭脳警察の「コミック雑誌なんかいらない」を披露したことも話題となりました。現在、この政見放送はインターネット上の動画サイトにあがっています。結果、54654票を獲得し落選します。選挙戦の様子は映画「魚からダイオキシン!!」に収録されています。

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