共産圏、書記長なぜ偉い?

共産主義や社会主義を標榜する国は世界でも少なくなりました。これらの国で偉い地位についている人は書記長と呼ばれることがあります。現役の国家としては北朝鮮の金正恩総書記などが知られているでしょう。ソビエト連邦の最後の大統領である、ゴルバチョフは、書記長の肩書も持っていました。


書記って記録係?

小中高校の児童会、生徒会活動を思い出すと書記係というのは、生徒会長、副会長につづく役割をになっています。会議の様子などを記録する係という印象があります。決して一番偉いというポジションではないように思うのですが、共産圏になると書記長の地位が向上するのはなぜなのでしょうか。

なんの「長」なのか

書記長という肩書が登場したのはソビエト連邦の初代指導者であるレーニンが、病気になった際に、レーニンをサポートする役割として新設されたものです。そこには独裁者として名高いスターリンが就任しました。もともとソ連共産党には、国家の政治方針を決める政治局と、共産党の内部人事や事務を担当する書記局が存在しました。双方の利害をとりまとめる目的として、書記長という役職が作られました。書記長は、あらゆる関係機関と調整を行い最終決定を出す役割なのです。さらに、書記というのは議事録をとりまとめる役目なので、事実ではなくてもそこにまとめた内容が通される。そのため、内容を記録できる書記長の権限が強いという見方がなされることもあります。

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