米大統領選と選挙人

2016年のアメリカ大統領選挙は、共和党のドナルド・トランプが当選しました。アメリカ全土が共和党の色である赤にそまっているのですが、民主党のヒラリークリントンも票数では拮抗しています。これはなぜでしょうか。

選挙人制度

これには選挙人制度とよばれるアメリカ大統領選独自の制度があるためです。その州ごとに、多い得票を獲得した政党が、選挙人を総取りできる制度が取られているのです。この選挙人というのは人口比に応じて州ごとに人数が決まっています。これが選挙の結果に大きく影響するのです。

決まっている州

例えば、元来リベラルな土地柄として知られるアメリカの西海岸のカリフォルニア州は、選挙人の数が55人も割り当てられています。この場所は、民主党が伝統的に勝つようになっています。一方で、スペイン系の移民も多い南部のテキサス州は38人もの選挙人が割り当てられています。この州では、共和党が伝統的に強いといわれています。

拮抗する州

その他にいくつかの州が民主党と共和党が拮抗しており、その州の結果で、大統領選の結果が決まるともいわれています。南部のフロリダ州は選挙人29名です。今回は共和党が勝利しましたが、オバマの時代には民主党が勝利していました。この州はひとつのキーとなることは確かでしょう。