映画の理想の時間は?

映画の上映時間というのはいったいどのくらいが理想なのでしょうか。長ければいいというわけでもありませんし、かといって短すぎても物足りないものです。


90分がベスト

日本映画の場合は、かつて黄金期に作られていた映画は90分が理想的といわれていました。なぜ90分なのでしょうか。それは観客を飽きさせない時間であったのかもしれませんし、物語をテンポよく進められる時間でもあったのかもしれません。余計なシーンを大胆に省略するということも映画の一つの製作メソッドであったのかもしれません。例えば「仁義なき戦い」シリーズでは、パーティーのシーンなどを写真のカットで省略している場面があります。ですがしっかりとその場面はセットを組んで撮影をしています。ですが、物語をテンポよくすすめるために大胆な省略がそこにははたらいているのです。

予算の余裕、映画の余裕

そうした大胆な映画製作ができた背景には、潤沢な予算と、公開できる映画館が大量にあって、興業としての収入が多く望めるという時代があったためでしょう。なにごとにもものを作るにはお金がかかるものです。低予算でなんとかするというのも一つの手ではありますが、お金はたっぷりとあって、それを使って、なおかつ大ヒットを出したならば大成功という時代があったのです。もちろん、大ヒット作が出たおかげで、製作が可能となったマイナーな映画があったことも否定できないでしょう。いずれも日本映画の黄金期の話です。

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