1度は見てみたい北朝鮮映画! 江頭2:50が語る北朝鮮映画の特徴

「北朝鮮」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか? 「近くて遠い国・北朝鮮」、「地上の楽園・北朝鮮」、「悪の枢軸・北朝鮮」…。でも北朝鮮映画を観れば、北朝鮮のお国柄がわかります。北朝鮮に2回も行ったエガちゃんが語る北朝鮮映画の特徴を紹介します。


■一番北朝鮮映画でメジャーなのは「プルガサリ」

北朝鮮映画で一番メジャーなのは「プルガサリ」です。撮影のために「ゴジラ」のスタッフを金正日が直々に招いたことでも話題になった怪獣映画です。ストーリーは、簡単に説明すると、昔のプロレスのタッグマッチです。前半、農民=弱い善玉が、国の役人イ=悪玉にイジメられて、イジメられて、イジメられて「ダメか!」と思ったところで、プルガサリ=強い善玉登場。悪玉を蹴散らします。

■勧善懲悪が北朝鮮映画の特徴

エガちゃんが知る限り、北朝鮮の映像作品ってたいていベタな勧善懲悪ものの映画なのです。北朝鮮の高麗ホテルで観たドラマ「力道山物語」もそうでした。これは「力道山対木村政彦」という実際のプロレスの試合をもとに作られたドラマです。北朝鮮の英雄・力道山=善玉で、日本の柔道王・木村政彦=悪玉って構図なんだけど、これがまあ面白いのです。

試合の途中、劣勢に立たされた木村がガッと金的攻撃を食らわせると、力道山はウッとうずくまるんだけど、その瞬間、力道山の頭の上にホワンホワンホワンって、マンガで心の中の言葉を表すフキダシみたいなのが出てきます。そこに描かれているのが、これまで日本人がいかに北朝鮮の人にヒドいことをしてきたか。ムチでしばいたり火攻めにしたり、悪の限りを尽くす日本人の映像が流れるのです。それも10分間。「頼むから停電だけは起きてくれるな」って夢中になるくらい面白いんだけど、長すぎ! 試合の流れを忘れるかと思うほどです。そして10分後、ようやく試合に戻ってきて、力道山が「もう許せん」とばかりに空手チョップの嵐を見舞って木村に勝ちます。3分くらいで(笑)。

実はこれ「プルガサリ」と一緒なんです。あの映画では、弱い農民=人民で、プルガサリ=将軍様、悪い役人=資本主義国って話です。北朝鮮では物語の世界すらも偉大なる将軍様のため、お国のためのものであることがわかります。

エガちゃんがここまで力説する北朝鮮映画、気になりますね。

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