北野映画はなぜ暴力的なのか?

北野武といえば世界的な評価を受けている映画監督です。多くの作品を監督していますが、映画の特徴として暴力描写があります。近作では暴力団そのものを描いた「アウトレイジ」シリーズでも知られているでしょう。


はじまりも暴力

北野武の映画監督第一作は「その男、凶暴につき」です。これは当初、亡くなった深作欣二が映画監督を務める予定でしたが途中で降板となりました。そこで主演であったビートたけしが急遽映画を撮ることになったのです。以降彼は、出演する際はビートたけし、映画監督としては北野武を使い分けることになります。この映画も暴力やレイプ、拳銃などが出てくるバイオレンスな作品でした。

快楽ではない

北野武は暴力性を映画の中に秘めますが、そこにあるのは快楽としての暴力ではありません。例えば不良が喧嘩の愉悦に浸っているといった描写はありません。どちらかといえば暴力を行使することの恐ろしさというべきものを執拗に描くことで強調しているように思えます。さらに極限の暴力の行使の際に出てしまう、どうしようもないおかしみのようなものも描き出します。お笑い芸人が作り出す意図的なギャグではなく、自然体として湧き上がる笑いがそこにはあります。

老人と暴力?

北野武監督の最新作は、老人がテーマとなったものです。これからの高齢化社会を見据えたような作品となりそうです。

還暦を超えた監督自身の老いとの向き合い方も描かれているのかもしれません。

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