夏の定番映画「打ち上げ花火」とは?

岩井俊二の不朽の出世作が「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」をご存知でしょうか。テレビドラマとして放送されながら大反響を呼び、劇場公開された、1993年の日本映画監督協会新人賞を受賞した作品です。


主人公は小学生

物語のストーリーは、とある田舎町で行われる花火大会の日に設定されています。花火は正面から見ると大きな円形を描きますが、横から見るとどうなるのか? 平べったくなるのか、あるいは横から見てもまん丸なのか? 素朴な疑問で論争する小学生たちが、花火の形を確かめるため町外れの灯台へ向かおうとします。

一方で、両親の離婚で転校してゆくことになる少女が、家を飛び出し、同級生の男の子を誘って駆け落ちを企てます。少女役を演じるのは奥菜恵。当時15歳で小学生役を演じています。

つまり、花火の形をめぐって、ああでもないこうでもないとやりあっている「男子」に対して、ちょっと大人っぽい少女というのが物語の設定です。

物語の展開は見てのお楽しみとしておきましょう。

舞台は千葉県飯岡町

映画の舞台となったのは千葉県飯岡町という小さな街です。平成の大合併で旭市となっています。

2011年の東日本大震災では津波が押し寄せて不幸にも犠牲者も出ました。

物語のモチーフとなる花火大会は今年も7月下旬に行われます。花火大会におもむき、物語の世界観に思いをはせてみるのもよいのではないでしょうか。

    
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